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心房中隔欠損のカテーテル治療

最終更新日:2014年12月16日
先天性心疾患のなかでも頻度の高い、「心房中隔欠損症」は、従来胸を大きく切開して人工心肺を使用する手術でしか治療できなかった病気ですが、近年体への負担の少ないカテーテル治療が主流になっています。当院でもこの治療を開始して3年以上経過し、技師、看護師、麻酔科医、心臓外科医の協力体制も充実しているため、今までのところ患者さんへの合併症は1例もなく、静岡県外からも受診されます。

心房中隔欠損症では、一部の大きな欠損を除く約7割患者さんに本治療が可能です。乳幼児の患者さんでは、通常の外来の心エコー検査で判定できますが、それ以上の体の大きな患者さんでは、通常の心エコー検査では見えづらく厳密に判定できないことも多く、事前に「経食道心エコー検査」によって安全に治療できる患者さんかどうかを判定します。この「経食道心エコー検査」は、患者さんにとっては本来苦痛を伴うものですが、当院では「日帰り全身麻酔」により、苦痛がなく安全で的確な検査を提供しています。患者さんの状況・希望に応じて、1回の入院で治療を完結できる場合もあります。

受診希望、お問い合わせがあれば、下記までご連絡下さい。
静岡県立こども病院 循環器科 金 成海
電話054-247-6251
メールアドレスshkim@me.com

図1:アンプラッツァー閉鎖栓

図2:留置後のイメージ

※図は、製造元AGA medical corporation、輸入販売元日本ライフライン株式会社より提供

心房中隔欠損症(ASD)、動脈管開存症(PDA)に対するカテーテル治療について(Amplatzer)

当院では、ASD、PDAともに、アンプラッツァー閉鎖栓の日本への導入初期から認定を受け経験を重ねています。いずれも先天性心疾患特有の豊富な治療経験を要するため、成人患者さんの治療も行っています。遠慮なくお問い合わせ、ご紹介下さい。

心房中隔欠損(ASD)

経食道3次元心エコー図

経食道3次元心エコー図(治療前):図に続いて説明文

治療前

経食道3次元心エコー図(治療後):図に続いて説明文

治療後

2次孔型ASDのうち、一部の大きな欠損を除く約7割の患者さんに本治療が可能です。対象は体重15kg以上ですが、より早くからご紹介頂くと、外来で適応の判断が可能となります。患者さんの状況・希望に応じて、事前に日帰り経食道心エコー検査による適応判定を行う場合と、1回の入院で治療を完結させて頂く場合があります。通常、入院期間は3泊4日です。

動脈管開存(PDA)

治療前:写真に続いて説明文

生後9か月乳児<治療前>

治療後:写真に続いて説明文

<治療後>

当院では、2.5?3mm以下の小さなPDAに対して1996年以降70例以上のコイル塞栓術の経験があり、今では第一選択の治療法となっています。Amplatzer閉鎖栓では、生後6か月以上、体重6kg以上の大きなPDAが治療の対象となります。特に成人の場合は、開胸手術による侵襲が大きいため、この治療法が第一選択となります。通常、入院期間は2泊3日です。
静岡県立こども病院 循環器科