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視能訓練

最終更新日:2014年12月12日

スタッフ紹介

(ORT:Orthoptist)
近藤 明子
古関 裕乃
白井 美穂

業務内容

視能訓練士は、眼科医の指示のもとに視機能検査および視機能矯正を行い、眼疾患の診断治療に関わる医療技術者です。

1.眼科一般視機能検査

眼の病気では「眼が痛い」「遠くが見えにくい」「近くが見えにくい」「まぶしい」「ものが歪んで見える」「ものが二2つに見える」「視野が欠けている」といった様々な症状が表れます。また、自覚的に症状がなくても病気を伴うこともあります。とりわけ、お子さんは症状をすべて伝えられるわけではないので、ご家族のお話をよく聞き、お子さんの見方などをよく観察した上で、以下に示す眼科一般の視機能検査を必要に応じて行います。
視力検査2~3才前後から絵やランドルト環を使って測定し、自覚的にお答えのできない乳幼児でも縞視力により他覚的に測定します
屈折検査 近視や遠視、乱視等の屈折状態を測定します
調節検査 ピントあわせの機能を調べます
光覚検査 光に対する順応状態を調べます
色覚検査 色の見え方を調べます
視野検査 見えている範囲や視野の中に見えにくいところがないか測定します
眼圧測定 眼の形を保つ圧力を測定します
眼底や前眼部等の写真撮影 眼底や眼位、外眼部の状態を記録します
斜視検査 眼位の定性及び定量、眼球運動、両眼視機能検査、網膜対応検査などを行います
電気生理学検査 自覚的なお答えが得られない方の視機能を他覚的に評価し、確定診断のために行います

2.斜視や弱視などの視能矯正

両眼視機能に異常を持つ斜視、弱視の方に対して、両眼視機能に対する検査、治療計画および訓練指導を行います。斜視には手術が必要なタイプもありますが、眼鏡や遮蔽訓練により改善するものもあります。

3.低視力者のリハビリ指導

先天的に視力の弱い方や後天的に視力低下をきたした方々が、読み書きなどの学業、日常生活での不自由を改善していけるように支援しています。そのために、有効な視機能を把握するための諸検査、補助具の紹介、選定および訓練指導などを行っています。