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主な検査と治療

最終更新日:2014年12月19日

検査

整形外科で最も多く使う検査はレントゲンです。これで、診断や治療方針をたてることが可能な病気もありますが、診断や治療に詳しい情報が必要な時は、CT, MRI, シンチグラムなどの画像検査や血液検査を必要に応じて単独もしくは組み合わせて行います。
CT, MRI, シンチグラムはレントゲンと違い、一瞬で終わる検査ではないこと、じっとしていなければ撮影できないことから、小さいお子様では、眠くなるお薬を使って寝ている間に撮影しています。

治療

治療には保存療法(ギプス、装具、消炎鎮痛剤など)と手術とがあります。保存療法と手術どちらの治療でも成績がかわらない場合には、一部の例外を除いて保存療法が選択されます。小児整形外科領域では保存療法の占める割合が成人より大きいです。しかし、保存療法で治らない場合には手術が必要になります。
また、自然経過と治療とで治り方に差がない場合は、治療をせずに自然経過を観察することもあります。

具体例

先天性股関節脱臼では、月齢にもよりますが、まず装具をつけて治そうと試みます。これで治らない場合は、全身麻酔をかけた上で徒手整復(手でもどす)を行いギプス固定します。これでも治らない場合には手術(観血整復)を行います。

特徴的な治療

私どもの整形外科では、小児整形外科一般について治療を行っていますが、以下のような特徴的な治療も必要に応じて行っています。

1. 脚延長
生まれつきの骨の病気などによる著しい低身長(正常範囲の低身長は除く)、生まれつきの下肢長の左右差、骨折後の変形短縮などにより機能障害を生じた場合などに対して、脚延長の手術を数多く行っています。主に下肢に対して脚延長を行っていますが、上肢に対して脚延長を行うこともあります。

2. 自己血輸血
手術の際に正確な手術操作を行っても、比較的多い出血が予想される部位があります(例:脊椎や股関節)。緊急の手術が必要な場合や、他の理由で自己血が貯血できない場合を除いて、予定して手術を行うことができる場合には、自分の血液を手術前に蓄えておいて、手術時や手術後に使用することができます。この方法を自己血輸血といいます。当初は主に成人を対象に行われていた方法ですが、小児の領域にもこの方法が普及してきました。当科でもこの方法を導入し、手術に際して比較的出血が多いことが予想される場合、自分の血液という最も安全な血液を使用して対処できるようになりました。