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治療実績と手術件数

最終更新日:2017年6月15日

静岡県立こども病院 小児外科


2016年 小児外科診療実績

年間入院総数 1072人
新生児入院 68人
年間手術件数(全身麻酔)991件
新生児手術 53件
内視鏡手術 310件

平成28年は手術数991件で手術件数は小児外科施設としては国内有数の症例数である。腹腔鏡・胸腔鏡手術も積極的に導入し、内視鏡手術件数はここ最近飛躍的に増加し、手術の半数近くが内視鏡下手術で行われています。また平成20年7月より鼠径ヘルニアに傷が残らない腹腔鏡手術(LPEC法)を導入しました。

代表的疾患の詳細については診療の特徴をご覧下さい

(表1)過去5年の診療実績

年度入院症例数全麻下手術件数
総数(新生児数)総数(新生児)
2016年1072(68)991(53)
2015年1006(65)886(49)
2014年973(55)875(52)
2013年1000(50)889(44)
2012年1025(74)893(62)

(表2)過去17年の代表的疾患の手術件数

2000年1月1日~2016年12月31日
1.鼠径ヘルニア・陰嚢水腫
鼠径ヘルニア・陰嚢水腫3610
2.頸部
正中頸嚢胞・側頸嚢胞38
声門下狭窄(肋軟骨移植)26
喉頭気管分離111
ラリンゴマイクロ(声門下狭窄,喉頭形成など)135
3.胸部・縦隔・横隔膜
漏斗胸(Nuss手術)130
鳩胸(胸骨沈下術)3
先天性横隔膜ヘルニア根治術74
横隔膜挙上症50
縦隔腫瘍切除30
気管狭窄34
4.肺切除
肺分画症・CCAM34
肺気腫6
原発性肺悪性腫瘍切除4
転移性肺腫瘍切除21
5.食道
食道閉鎖根治術55
食道再建13
先天性食道狭窄根治術10
食道アカラシア手術4
食道裂孔ヘルニア・胃食道逆流(噴門形成)205
門脈圧亢進症 Hassab Rexシャント7
6.肝・胆・膵・脾
先天性胆道拡張症根治術98
胆道閉鎖(肝門部空腸吻合)43
胆石・総胆管結石22
肝内結石(肝切除)6
肝芽腫・肝細胞癌(肝切除)31
転移性肝腫瘍切除5
膵腫瘍切除11
慢性膵炎手術4
脾摘59
7.消化器
虫垂炎361
肥厚性幽門狭窄152
胃破裂14
十二指腸閉鎖・狭窄56
腸回転異常手術87
腸閉鎖・狭窄86
壊死性腸炎39
ヒルシュスプルング病根治術70
8.直腸肛門奇形
鎖肛根治術156
低位鎖(会陰式根治術)102
中間位鎖肛(仙骨会陰式根治)34
高位鎖肛(腹仙骨会陰式・腹腔鏡根治)12
総排泄腔・総排泄腔外反13
9.腫瘍
悪性腫瘍全摘・亜全摘181
神経芽腫群53
ウイルムス腫瘍群25
悪性奇形腫群22
肝芽腫・肝細胞癌31
横紋筋肉腫16
PNET4
その他28
良性奇形腫67
褐色細胞腫5(悪性2、良性3)
10.移植
腎移植
生体腎移植32
ドナー腎摘出32(内視鏡下29)

内視鏡下手術(腹腔鏡・胸腔鏡)

内視鏡下手術3145
腹腔鏡下手術2877
鼠径ヘルニア1750
噴門形成172
ヒルシュスプルング病54(Duhamel51,Soave3)
脾摘42
先天性胆道拡張症41
虫垂炎310
胃瘻164
胃空腸吻合4
腸回転異常11
卵巣嚢腫32
腎摘30
高位鎖肛5
潰瘍性大腸炎5
その他196
胸腔鏡下手術193
漏斗胸(Nuss手術)123
食道閉鎖・狭窄23
肺部分切除19
肺葉切除6
縦隔神経節腫1
膿胸,胸膜癒着剥離7
その他7

・新生児外科疾患で最も救命率の低い横隔膜ヘルニアに対しては、超音波検査による肺動脈径などによる重症度に応じて治療計画をたてNICUにて集中治療が行われます。一酸化窒素吸入療法や膜型人工肺治療がいつでも開始でき重症度の高い患児も救命されています.
・悪性腫瘍や胆道拡張症、ヒルシュスプルング病などの手術は、全国的にみても非常に多くの手術が行われている。悪性腫瘍では,腫瘍カンファレンスにて、血液腫瘍科・臨床病理科・放射線科と連携し、個々の患児に対する最もよい治療を検討しつつ手術にあたっています
・近年需要の増えてきた、重症心身障害児に対する噴門形成術や喉頭気管分離術は非常に多くの数を行っており、患児のQOL改善に寄与し、家族からも良い評判を得ている.
・内視鏡手術では、鼠径ヘルニア、胃食道逆流に対する噴門形成やヒルシュスプルング病、急性虫垂炎、脾摘などには、腹腔鏡手術がスタンダードな手術として定着しており、手技の向上とともにその適応がひろがり、比較的稀な疾患に対しても内視鏡手術の適応として可能な限り患児に対する侵襲の少ない手術を心がけています。また鼠径ヘルニアでは、傷が残らない腹腔鏡下根治術(LPEC法)を導入し評判は良好です。また食道閉鎖、先天性胆道拡張症に対しても内視鏡下手術が標準手術となっています.
・漏斗胸に対するNuss手術も症例数が順調に増加し、美容的に優れた手術として、当科での標準術式となっています.
・腎移植も腎臓内科と協力し良好な成績をあげています.