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血液検査

最終更新日:2018年11月13日

血液検査室は、体の中の血管を流れている血液を使って、病気を調べるセクションです。


実施項目

血算

赤血球、白血球、血小板などの血液中の細胞の数や大きさな、白血球の大まかな割合などを調べます。
健康な人は、それぞれがちょうどいい数と大きさに保たれています。

・赤血球…人にとって大切な酸素を体中に運びます。
・白血球…細菌や異物から体を守ります。
・血小板…ケガなどで出血したときにそれを止めるように働きます。
・網状赤血球…赤血球の赤ちゃんです。出血などで赤血球が少なくなったとき、体が一生懸命作ろうとすることで、
一時的に増えることがあります。

血液像・骨髄像

血液細胞の形や大きさ、白血球の種類・割合を顕微鏡を使って詳しく調べる検査です。
また、健康な人にはいない、良くない細胞があるかも調べます。
血液の病気が疑われるときや否定したい場合に血液細胞を作る工場である骨髄液を採取し、細胞の数や割合を調べることもあります。特殊な染色をして細胞の特徴を調べる場合もあります。

凝固検査

怪我や手術などで出血したときに、血がとまりにくくないか、また体内で血の塊がないか、または出来やすい状態でないかを調べる検査です。血液がかたまるまでの時間を調べたり、固まらせる成分(凝固因子)の量や凝固因子の邪魔をする物質(インヒビター)がないかを調べます。また血小板の働きに異常がないかを調べることもあります。

・PT(プロトロンビン時間) ・APTT(活性化部分トロンボプラスチン時間)
・フィブリノゲン定量 ・ クロスミキシングテスト
・AT3(アンチトロンビン3) ・Dダイマー定量
・第8因子定量 ・第9因子定量 ・第8因子インヒビター定量 ・第9因子インヒビター定量
・血小板凝集能

細胞形質(フローサイトメトリー)検査

細胞の表面に存在する抗原に反応する抗体を使い、その細胞の種類や量、特徴を調べます。
体を守る細胞の数に異常がないか、悪い細胞がいないか、治療がうまくいっているかなどを検査します。

・リンパ球サブセット(CD3.4.8.19.56)
・幹細胞(CD34)定量
・白血病、リンパ腫解析(CD45ゲーティング)