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専門・認定看護師制度

最終更新日:2021年4月12日

感染管理認定看護師

医療法に基づく院内感染対策組織の整備、感染制御を主な責務とし、感染対策室およびICT(感染制御チーム)で活動しています。感染対策マニュアルを作成し感染対策を周知するとともに、職業感染を防止する対策として職員へのワクチンプログラムを実施しています。また医療関連感染症の発生状況をサーベイランスし、感染防止技術の実践およびケアの質の向上を目指しています。さらにファシリティマネジメントにより院内の環境衛生を推進するのも活動の一つであり、患者および職員が安全に過ごせる環境の確保につなげています。日本小児総合医療施設協議会における感染管理ネットワークへの参加や、近隣施設の感染対策者と情報交換し、小児領域の感染対策の構築を目指しています。

がん化学療法看護認定看護師

小児がんは抗がん剤治療の進歩で8割近く治癒するようになりました。しかし、抗がん剤には身体的・精神的侵襲が大きい副作用が多いため、多面的な看護支援が求められます。活動日には、所属部署以外の小児がん患者のラウンド、関わるスタッフの教育や心の支援、多職種との連携、院外活動などを行っています。また、治療成績の向上とともに、小児がんサバイバーと呼ばれる思春期~若年成人(AYA)世代の自律支援や進学・就労支援が問題になっています。病気の理解、自律支援、きょうだい関係など、成人医療機関に移行するために必要な看護支援を行うとともに、患者、家族、医療者、抗がん剤に携わるすべての人へのトータルサポートが認定看護師の役割と責務であると捉えて活動しています。

皮膚排泄ケア認定看護師

創傷(褥瘡、医療関連機器圧迫創傷、瘻孔)、失禁や医療用粘着テープによる皮膚障害、ストーマ(人工肛門、人工膀胱)造設された患者への支援を行っています。具体的に、院内各部署を横断的に活動し、褥瘡発生ならびに褥瘡予防対策状況の把握をしながら、多職種と連携し褥瘡治療やケアを行っています。超低出生体重児においては、感染を回避したスキンケア(ストーマケア含む)を新生児集中ケア・感染管理認定看護師と協働し実践、スタッフ教育を行っています。WOC専門外来ではストーマ、褥瘡、医療関連圧迫創傷、胃瘻、おむつかぶれ、医療用粘着剤テープによる皮膚障害、二分脊椎患者など排尿・排便管理が必要な患者がその子らしく快適な生活が過ごせるよう支援しています。また、院内外からの相談、院内外の講師を行い、皮膚排泄ケア領域看護の向上を目指しています。

手術看護認定看護師

安全な手術治療が行われるように多職種との連携のためのコーディネーターの役割を担います。手術・麻酔による生体侵襲や合併症のリスク回避のために、周術期を通して患者家族の権利を守り、自己決定支援に向けた看護ケアの実践を行います。患者家族が感じる手術への不安や恐怖を軽減出来るように、プレパレーション・手術室見学などを行い、その子に合わせた手術室入室方法を麻酔科医師とともに検討しています。「痛くない手術」「こわくない手術室」を目指し、他部署と連携し、安全な手術看護の提供をするための活動を行っています。

小児救急看護認定看護師

小児救急医療の現場において、子どもと家族が適切な医療を受けられるよう小児トリアージを行っています。また、育児支援や事故予防指導などの情報提供も行っています。子ども虐待の早期発見・対応も大きな役割のひとつである。救急センターを受診した子どもや家族へのケアを行うだけでなく入院中から退院後まで、「子どもと家族の権利と尊厳をまもる」という視点で子どもの健やかな成長発達と安全のために専門性を活かして幅広く活動しています。
小児トリアージやフィジカルアセスメント、救急蘇生などの勉強会などを行い、子どもと関わる看護師が質の高いケアを提供できるようスタッフを支援しています。

緩和ケア看護認定看護師

小児がんに限らず、様々な病気と向き合っているこどもと家族が、緩和ケアを必要としています。こどもと家族がその人らしく過ごすためには、治療に伴う身体的苦痛・心理社会的苦痛を最小限にする必要があります。こどもと家族が抱える苦痛の理解、苦痛緩和に対する希望や目標の共有、必要な援助の提供を行います。また、緩和ケアチームと協働することで、小児緩和ケアの浸透・こどもと家族の生活の質の向上を目指しています。

新生児集中ケア認定看護師

低出生体重児や疾患をもって生まれた急性期の新生児の急激な状態の変化を予測し、重篤化を予防するケアや児のストレスを緩和し個々の発達に応じた個別的発達促進ケアを実践・指導しています。また、児が家族の一員として受け入れられるよう、家族支援を行っています。NICUを中心に活動していますが、新生児が心身ともに後遺症なく、健やかに成長発達するために、質の高いケアを新生児が入院するすべての病棟で提供できることを目標に、スタッフを支援しています。

集中ケア認定看護師

生命の危機状態にある急性かつ重篤な患者の病態変化を予測し重篤化回避・早期回復を支援するための援助ができるよう、看護実践・指導やスタッフ・ご家族からの相談に対応しています。治療が優先されることのあるICUにおいて患者・家族に寄り添い、より良いチーム医療が提供できるよう他職種間の調整を行います。主な活動領域はICUであるが重症患者看護に必要な「患者をどうとらえ、ケアするか」を考えるプロセスはICUに限られたものではなく、全部署のスタッフの看護の質の向上を目指して活動しています。

小児看護専門看護師

小児看護専門看護師は、6つの役割(実践・相談・調整・倫理調整・教育・研究)を通して、すべての子どもと家族が心身ともに健やかに過ごせるような環境を整える事を目指しています。子どもが本来持っている力をひき出すこと、子どもの最善とは何かを考えて自ら実践したり、多職種と協働したり、スタッフの支援をしています。また、院内の委員会活動に参加し、小児看護の質の向上に寄与しています。
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