静岡県立こども病院 小児外科では小児の腎臓移植を、腎臓内科と共同で実施しています。
小児末期腎不全に対しては、発育や成長および腹膜透析維持管理の問題から腎移植が第一選択と考えられています。
静岡県立こども病院では生体腎移植を実施しており、2016年までにご両親から35人のお子様に移植を行いました。
腎臓提供者であるドナーの手術は、内視鏡下手術による腎臓摘出術を行っており、従来の手術より傷も小さく侵襲も少なく約7日で退院できるようになっています。またドナーの方には。術後は特別個室に入院していただき十分な療養がとれるようにしています。

胆道閉鎖症などで、肝移植が必要な場合には肝移植が行なえる施設へ紹介しています。
術後のフォローは当科で行っています。