診療内容

1.早産児、低出生体重児の治療

小さく生まれた赤ちゃんのために
必要に応じた人工呼吸管理、循環管理、栄養管理をおこないます。
早産児のなかには長い入院期間となる場合がありますが、
家族の皆様と一緒に赤ちゃんの成長をサポートしてきます。

2.低体温療法

新生児低酸素性虚血性脳症の赤ちゃんの脳を守るために、低体療法をおこなっています。

3.血液浄化療法

先天代謝異常症や重症腎不全に対し持続血液濾過透析、血漿交換を腎臓内科と協働しておこなっています。

4.一酸化窒素吸入療法

新生児遷延性肺高血圧症に対する一酸化窒素吸入療法をおこなっています。

5.先天性心疾患の管理

先天性心疾患をもった新生児の入院治療を ICUと双方で行っています。低出生体重児の場合は、原則 NICU に入院となります。肺血流増加型の先天性心疾患に対して、肺血流を減少させるために窒素ガス吸入による低酸素療法も必要に応じておこなっています。

6.さまざま疾患への対応

生まれつきの様々な疾患のある赤ちゃんに対応します。外科手術の術前術後管理を含めて、ほぼすべての治療や検査が可能です。

7.周産期カンファレンス

定期的に周産期センターとして出生前から多職種でカンファレンスをおこなっています。よりよい治療ケアを提供できるようにディスカッションを繰り返しております。

8.フォローアップ外来

NICUを退院したこどもたちの成長発達を外来でサポートしております。