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最終更新日:2010年5月12日

精神科認定看護師

精神科認定看護師ってなあに?

  精神科認定看護師制度は日本精神科看護技術協会によって、平成7年に創設されました。精神科保健医療福祉の変革や多様化する医療を受けて、10の専門領域で活動しています。熟練された技術と知識を用いた水準の高い看護実践の提供や、精神科医療の開発にその専門性が求められています。現在登録者数は全国で317名(H21年4月現在)。当センターでは、6名の認定看護師が活躍しています。月1回、認定看護師ミーティング会を開催して各領域の活動状況を報告し意見交換を行います。また年に1度活動報告会を行い、認定看護師のPRに努めています。

分野
  1. 精神科救急・急性期看護
  2. 精神科リハビリテーション看護
  3. 思春期・青年期精神科看護
  4. 老年期精神科看護
領域
  1. 退院調整
  2. 行動制限最小化看護
  3. うつ病看護
  4. 精神科訪問看護
  5. 精神科薬物療法看護
  6. 司法精神看護
  7. 児童・思春期精神看護
  8. 薬物・アルコール依存症看護
  9. 精神科身体合併症看護
  10. 老年期精神障害看護

当センターで活躍する精神科認定看護師

退院調整                                                                                                   外来        看護師長       寺田 晴美

寺田  精神科に入職したての頃、どうしてこの方は入院しているの?と疑問に思う方が居りました。時代背景の中で、帰りたくても帰れない状況があった時代です。時は移り、治療の場は病院から地域へ、医療は「地域完結型」の時代です。皆さんが安心、安楽、安全に地域生活が送れるように、入院時から病院、地域の多職種が協働して、患者さんを支えるシステム作りに取り組んでいます。外来では、「こころと物忘れ」連絡会から講演会等のご案内をしたり、北部保健福祉センターの北部地域高齢者支援連絡会を通じ、皆さんと活動を始めています。退院調整は垣田・寺田の2人です。お気軽にお声かけ下さい。宜しくお願いします。

退院調整                                                                                                 南2病棟                            垣田 宜邦

垣田  私は、2008年に認定看護師となり、病院内では外来と入院病棟での退院調整、また専門分野では、老人施設や社会復帰施設への見学研修や勉強会に参加してきました。地域活動では、老人施設や作業所、地域支援センターでの利用者の皆様の姿や、職員の対応などを見学させて頂きました。これまでの体験を通して、私は病院から地域に対して、病院の立場からの、相談活動などができると良いと考えています。私も入院中の患者さんに、地域の施設をどのように活用したら良いか紹介していきたいと思っています。もし興味を持っていただけたらご連絡下さい。

 

 

行動制限最小化看護                                                                          南3病棟    看護師長       小林 貴子

小林  「行動制限最小化?」と思われた方も多いと思いますが、精神科病院に入院されること自体、行動制限を受ける事になります。そこで日々の看護の中で、これは行動制限に当たるのだろうか、こんな事は法的に許されるのだろうか?こういう事を行っているが、人権、倫理的に問題はないだろうか等、日々の看護の中で疑問に思っている事、迷っている事を洗い出しています。そして患者さんが安全で、安心した治療を受け、1日でも早く社会復帰を果たし、その人らしく生活する為に、人権擁護の立場から行動制限は必要最小限になるよう、認定看護師として常に考え取り組んでいます。

 

 

救急急性期看護(行動制限最小化看護移行予定)                        北2病棟                        三嶋 洋次

三嶋  こんにちは!精神科救急急性期看護の分野で活躍している認定看護師の三嶋洋次です。現在はストレスフルの時代です。10年程前は、誰がこのような時代が来ることを想像したでしょうか?今やいつ、誰が、精神的な疾患を患ってもおかしくない時代となっています。そのような時代に、医師より身近な存在の看護師がいる事で相談しやすくなり、早期に予防、気分転換になる機会を作るきっかけにとなるのではないかと思います。入院患者さんの中には、病状により一時的に隔離や拘束を行わなければならない患者さんがいます。そのような患者さんの処遇の改善や拘束帯の正しい使用方法などの指導を行っています。どうぞ皆さん、精神科の認定看護師を利用して下さい。皆さんの微力になれば、認定看護師冥利につきます。

救急急性期看護(うつ病看護移行予定)                                        南2病棟   副看護師長  鈴木 雄市

鈴木  最近、テレビでうつ病に関する特集番組が随分多くなったと思いませんか?又タレントさんが自らうつ病であった事を告白することも珍しくありません。こころの病がオープンに語られるようになった事は、精神看護に携わる者として、喜ばしい限りです。最近の研究では日本人の15人に1人は一生に一度はうつ病にかかる可能性があると考えられています。うつ病は誰がなってもおかしくない現代の病といえます。うつ病の発症には、病気や怪我、学校や職場の人間関係といった日常生活のストレスとも関係があるといわれています。ストレス社会といわれる今日、少しでもストレスを溜めない生活を送りましょう。ポイントとしては「自分の性格を知る」「頑張り過ぎない」「自分への負担を軽くする」「マイペースな生活を送る」などがあげられます。参考にして頂き、心も身体も健康で過しましょう。

救急急性期看護(司法看護移行予定)                                            北2病棟                           小森 博高

小森  初めまして。救急急性期認定看護師の小森です。2009年8月から北2病棟の医療観察法病棟に所属しています。今後、司法看護認定看護師に移行する予定です。静岡の医療観察法病棟は全国で18番目に開設され、現在2病床からスタートしました。平成22年度には12病床に拡張し、本格運営を目指します。医療観察法病棟は法律施行から4年余りとまだ生まれたばかりです。そういう点で、全国の医療観察法病床と連携をとりながら、現在運営に取り組んでいるところです。今後も精神保健福祉法の患者さんとの併設病棟を予定している為、お互いの治療を円滑に進めていけるよう環境の整備と看護の確立を目指して調整していきます。しかし司法看護は多くのマンパワーを必要とします。私達スタッフも慣れない中どのようにすれば良い看護ができるかを考え、皆で力を合わせて頑張っているところです。私達と一緒に、この司法看護をよりよいものにしていってくれるスタッフを募集しているので、興味のある方がいれば、是非お声をかけてください。質問などいつでも結構です。宜しくお願いいたします。