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最終更新日:2010年4月1日

Q&A

Q1.精神科ではどのような治療をするのですか?

  • まずは十分な安静と休息がとれるよう支援します。刺激を避け、お薬による治療と、話し合いによる精神療法を中心に行います。
  • 病気の再発を最小限に抑えるため、将来の生活を患者さんとともに検討します。生活上の困りごとの程度に応じて、薬剤師、栄養士、作業療法士、精神保健福祉士(ワーカー)、訪問看護師、外来、地域保健福祉施設職員などと相談して患者さんとご家族の支援体制を作ります。
  • 病状に応じて、心理検査や心理教育などを行い、作業療法を段階的に増やしていきます。

Q2.精神科の病気の治療で大切なことはなんですか?

  • まず医療スタッフとの信頼関係を築くことです。主治医や受け持ち看護師との信頼関係ができる事が一番大切です。不安な事や心配事、疑問点などを気楽に話せるような関係が出来ると、患者さんの置かれている環境や家族関係など様々な問題を患者さんとの共同作業で治していくことが出来ます。
  • 精神科の病気は気から起こる病であるから、気の持ちようで治るとか、宗教で治そうとか考える人がいますが、まずは薬物療法を検討すべきで、薬物療法を抜きにした治療は通常考えられません。薬物以外で精神療法やカウンセリングが主になる疾患もあります。素人判断せずに主治医によく相談してください。

Q3.閉鎖病棟へ入院する際、気をつけることを教えてください。

  • 外出、外泊などは医師の許可制となります。
  • 全ての私物の持ち込み確認をおこない、必要に応じてお持ち帰りを依頼しています。
  • 患者さんもご家族も、病棟に入る前に、看護師によるボディチェックを行います。

患者さんの多くは、病状によりご自身の安全を保つことがこんなんです。そのため、病状に応じて定期的かつ頻繁に看護師が観察ています。

さまざまま病状にある患者さんがあんぜんに生活して頂くため、市立に危険物の制限がありますことをどうぞ御理解ください。

また、貴重品なども、病状により紛失する可能性があるためお持ちこみを控えて頂いています。

Q4.保護室(隔離室)について教えてください。

  • 幻覚や妄想に支配されたり、思考がまとまらなかったり、感情のコントロールができなくなり、他者への迷惑行為が予測された時に使用します。また死にたい気持ちが強くなり、自制できない時に安全を守るために使用します。
  • 行動範囲や自由が制限されます事になります。隔離するときには精神保健指定医の診察を必ず行い、医師の判断で隔離するか否かを決めます。
  • 外からは鍵がかけられますが、中からは開けることは出来ません。トイレとベッドがあり、中にいれる物は必要最低限のみです。看護師が頻回に見回りを行い、訴えを聞き対応します。
  • 必要がなくなれば速やかに元の部屋に戻ることができます。

 

Q5.「物を盗られた」と言われて困っています。

  このような症状を「物盗られ妄想」といいます。この妄想は “訂正不能な誤った確信”ですので患者さんへの訂正や説明は期待できません。又、一番熱心に介護している人に対して向きます。訂正したり怒ったりせず患者さんの訴えを丁寧に聞きましょう。共感したりうなづく等の態度が患者さんを安心させます。又患者さんの関心や話題を別のものに向かわせ一呼吸置くと忘れてしまう事があります。

Q6.徘徊は何故起こるのですか?

  徘徊は目的もなく歩き回っているのではなく、行動開始時にあった目的が記憶障害などによりわからなくなったり判断力が低下するため、迷子になった時の対処がわからなくなった為などの行為である場合が多いです。患者さんの行動を頭から否定せず行動を理解する、受容する気持ちを持った接し方が大切です。

 

Q7.日中ウトウトしていて夜に寝てくれません。

  加齢とともに睡眠障害の訴えが増加します。睡眠・覚醒のリズム障害もまれではありません。睡眠時間の短縮や日中のうたた寝、昼と夜を間違えているなどの原因が考えられます。 昼間できるだけ活動的に過ごして生活のリズムを整えたり、症状が激しい時はお薬が効果的な場合もあります。

高齢者や認知症の専門治療の流れ

  1. 予約をとる
  2. 外来で診察   

専門の医師が診断  お薬(睡眠薬や安定剤)を調整

      3.   入院の場合

静かな環境で静養

ふらつき・転倒を最小限に防止する看護の提供

短期入院で集中的に症状を調整

 

まずは電話でご相談下さい。外来看護師と医療相談室職員が対応します。はじめての方の電話相談と診察の予約は平日の13時~15時にお受けしています。

 

Q8.初めて精神科へ行く時に

  特別に必要なモノはないです。普通の病院へ行くときと同じで,基本的には保険証財布だけ持っていけば大丈夫です。特別キレイな格好をする必要もありませんし、大金も要りません(1万円前後持っていけばまず足りないことはないと思います。)

病院は初診でも予約が必要です。

紹介状を持っている場合は忘れずに持参。持ってない場合は,大体次のことは尋ねられますので,答えられる準備をしておくといいでしょう。

  • 一番困ってること・症状は何か
  • それはいつからあるか
  • 悪くなってきてるのか,マシになってきてるのか,変わらないのか
  • 社会的機能(仕事・学校など)にどのくらい影響が出てるか
  • きっかけはあったか
  • その症状に対してあなた自身はどのように受け止め,対応してきたか
  • その結果はどうだったか
  • 周囲の人/家族はどのように受け止めているか
  • 症状に対して悪影響を及ぼしている因子には何があるか
  • どういう風に治療して行きたいか,あなた自身に特別な希望があるか

これらが一番大事なことで,次は補足的な情報です。

  • あなたのこれまでの略歴(生い立ち,教育歴,職歴など)
  • 既往歴(これまでに心身の大きな病気をしたことがあるか)
  • 家族歴(家族構成,家族の既往歴など)
  • 薬剤アレルギーなどの体質の有無

主治医にもよりますが詳しく訊かれます。
でも,どうしても答えたくないこと,言いたくないことは黙秘権行使OKです。主治医としてはなるべく多くの情報が欲しいのが正直なところですが,あまりムリに答える必要はありません。ゆっくり話して下さい。口頭で答えるのが難しければ,メモを用意して行くことをお勧めします。また,あまりしんどければムリに一人で行こうとせず,家族や事情を知っている友人につきそってもらうのがベターです。