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将来構想・地域貢献

最終更新日:2017年8月31日

今後の展望

人員的には現在の状況が維持され、さらなる診療実績の向上が望める見込みである。京都大学からの専攻研修医の派遣も継続する予定で、特定の分野に偏らない一般脳神経外科を学ぶ場として、高いアクティビティを保つことが求められている。

脳卒中分野では、SCU(Stroke Care Unit)の立ち上げが重要と考えられる。神経内科医が脳卒中診療に積極的に関与していることは当院の誇るべき特徴と考えられ、両科が協力して SCU 専従医として連日当直ができる体制を整えることが望まれる。

脳腫瘍、脊髄・脊髄疾患の手術加療において導入が望まれていたナビゲーションシステムについては、装置選定の段階に入っている。ナビゲーションシステムとともに安全な手術を遂行する上では必須となった術中モニタリングについても、現在施行可能な SEP、MEP、ABR に加え、CNAP、VEPなど、さらに種類を増やす予定である。

一部脳腫瘍の摘出ではスタンダードとなりつつある覚醒下脳手術についても導入予定である。

脳神経外科では、症候なく発見された疾患に対する予防手術治療が重要な意味を持つことが多い。また、軽微な症状でありながら、高リスク高難易度の手術が必要である症例にもしばしば遭遇する。一方で、ひとたび問題を生ずると、不可逆な後遺症を惹起する可能性が高いことも、脳外科手術の特徴である。
こうした状況で、外科治療の危険を強調するばかりで、治療の選択枝を奪ったりすることのないよう、臆することなく確実な手術加療をお勧めできる診療体制の獲得に努力していきたい。

地域医療への取り組み

神経センターと開業医の先生方との間で脳卒中撲滅連携システムを始めております。これは、脳卒中の患者さんを急性期は当神経センターで治療し、その後リハビリ病院を経由したり直接自宅退院された後、かかりつけ医(開業医)と当神経センターの2施設で一人の患者さんを診ていこうという(医ツーネットと呼んでいます)システムです。また、脳卒中の危険因子(高血圧、糖尿病、高脂血症、メタボリック症候群、喫煙癖など)をもった患者さんも医ツーネットで発症を予防するための対策を立てて診ることになっています。かかりつけ医がおられない方は、脳卒中連携システムに賛同頂き、登録に参加して頂ければ幸いです。

また、安心を提供するため「葵カード」を発行し、症状急変時には24時間365日緊急対応できる体制をとっております。