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部門紹介

保険適用項目

最終更新日:2024年2月22日



FDG/PET保険適用について

令和6年1月より、PET/CT検査(ポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影)の適用疾患が下記表のように、アルツハイマー病による軽度認知障害又は軽度の認知症が疑われる患者等に対し、レカネマブ(遺伝子組換え)製剤の投与の要否を判断する目的でアミロイドβ病理を示唆する所見を確認するためのβアミロイドPET/CT検査についても適用が広がりました。
PET/CT検査(ポジトロン断層・コンピューター断層複合撮影)
悪性腫瘍
(早期胃癌を除き、悪性リンパ腫を含む)
他の検査⼜は画像診断※により病期診断⼜は転移若しくは再発の診断が確定できない患者に使⽤する。
てんかん難治性部分てんかんで外科切除が必要とされる患者に使⽤する。
⾎管炎⾼安動脈炎等の⼤型⾎管炎において、他の検査で病変の局在⼜は活動性の判断のつかない患者に使⽤する。
アルツハイマー病による軽度認知障害または軽度の認知症疑い厚生労働省の定めるレカネマブ(遺伝子組換え)製剤に係る最適使用推進ガイドラインに沿って、アルツハイマー病による軽度認知障害又は軽度の認知症が疑われる患者等に対し、レカネマブ(遺伝子組換え)製剤の投与の要否を判断する目的でアミロイドβ病理を示唆する所見を確認する場合

他の検査画像診断※とは、主にCTやMRI、X線写真、超音波検査、注腸造影、マンモグラフィー等のことを指します。

PET検査(ポジトロン断層撮影)

心疾患虚⾎性⼼疾患による⼼不全患者における⼼筋組織のバイアビリティ診断(他の検査で判断のつかない場合に限る。)、⼼サルコイドーシスの診断(⼼臓以外で類上⽪細胞⾁芽腫が陽性でサルコイドーシスと診断され、かつ⼼臓病変を疑う⼼電図⼜は⼼エコー所⾒を認める場合に限る。)⼜は⼼サルコイドーシスにおける炎症部位の診断が必要とされる患者に使⽤する。
※ 現在、当院では保険診療によるNH3心筋血流PET検査は行っておりません。

■注意事項■
1.同一月内の同一病名による複数回のPET検査は適用になりません。
2.同一月のガリウムシンチは保険対象外となります。