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最終更新日:2011年12月14日
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1診 |
北野満 |
- |
(手術) |
(手術) |
秋本剛秀 |
秋本剛秀 |
(手術) |
(手術) |
北野満 |
北野満 |
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職名 |
氏名 |
出身大学 |
専門領域 |
学会専門医資格等 |
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主任医長 循環器センター長 |
北野 満 |
鹿児島大学 |
心臓血管外科 |
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医長 |
秋本 剛秀 |
信州大学 |
心臓血管外科 |
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副医長 |
寺西 宏王 |
兵庫医大 |
心臓血管外科 |
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多くのみなさんは心臓手術といえば高い死亡率、重篤な合併症、大きな傷、侵襲、長期の入院、社会復帰の遷延、といった印象を持たれているのではないでしょうか?確かにそういう時期はありましたがここ数年心臓血管外科の手術はめざましく向上してきました。
私たち手術スタッフは2005年春より新たな手術チームで、従来の方針を継承しつつさらなる成績向上をめざし手術に取り組んでおります。
その基本理念は患者さんにとって先ず手術が安全確実に終了することを第一とし、それに加えできるだけ合併症、侵襲の少ない治療といったものを常に念頭に置いています。そしてなるべく患者さんへの精神的、肉体的負担を軽くし、退院後の生活レベルの向上を考慮した術式を取り入れるとともに、手術時間の短縮にも力を入れ、常に最新の医療を提供するように心がけております。
そして患者さんの早期離床、早期退院、早期社会復帰を目標とし、通常の手術の術後経過は翌日ICUから車椅子にて一般病棟に退室、翌日には食事開始となり起立歩行、10日前後で退院が可能と考えております。
また、どんな高齢者の方や重症疾患の方にも、それだけの理由で手術をあきらめず、外科的な治療法を限界まで追求しております。
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2010年 |
2009年 |
2008年 |
2007年 |
2006年 |
2005年 |
2004年 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
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開心術 |
86 |
82 |
77 |
85 |
88 |
61 |
48 |
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虚血性心疾患 |
16 |
15 |
25 |
29 |
36 |
30 |
22 |
|
弁膜症 |
32 |
33 |
25 |
27 |
25 |
15 |
9 |
|
大血管 |
34 |
29 |
20 |
25 |
22 |
14 |
14 |
|
その他 |
4 |
5 |
7 |
4 |
5 |
2 |
3 |
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非開心術 |
71 |
60 |
140 |
137 |
102 |
154 |
123 |
|
腹部大動脈瘤 |
29 |
24 |
28 |
36 |
22 |
33 |
6 |
|
末梢血管 |
25 |
16 |
27 |
25 |
20 |
49 |
61 |
|
フ゛ラット゛アクセス作成 |
3 |
7 |
68 |
60 |
47 |
64 |
50 |
|
その他 |
14 |
13 |
17 |
16 |
13 |
8 |
6 |
待機手術の手術死亡は2008年度1例、2009年1例でした。
私たちが冒頭で述べました低侵襲手術という基本理念に則り現在施行している具体的な手術方法を掲げます。
患者さんにとって侵襲の多い人工心肺を使用せず、心臓を拍動させたまま吻合を行う冠動脈バイパス術を第一選択としております。どうしても人工心肺を要する場合でも心臓は停止させないで行っています。現在単独の冠動脈バイパス術の約9割はこの術式で可能となりました。また、人工心肺使用例でも全例心停止することなく達成しております。バイパスに用いる血管も長期的に開存率が良いとされている動脈グラフト(内胸動脈、頭骨動脈、胃大網動脈)を可能な限り用いております。
僧帽弁閉鎖不全症に対しては可能な限り弁形成術(修復術)を試み、人工弁置換術を回避しております。また、人工弁置換術の場合は高齢者には抗凝固療法の不要な生体弁を選択し、弁輪の狭小な場合は優れた弁口面積を確保できるステントレス生体弁を用い、術後の生活の向上を図っています。
胸部大動脈瘤は脳合併症を極力回避するよう、脳血流を最優先させた術式を選択しています。それによって高齢の方にも脳合併症の少ない手術ができるようになりました。手術時間も飛躍的に短時間となり、合併症の減少、早期回復につながっています。
手術創を手術の安全を確保したうえで極力小さくする小切開手術を心がけ、約8cmの手術創で完遂できます。
通常は正中切開で開腹して行うのですが、術後腸管の麻痺が残り食事の経口摂取が遅れます。また他の開腹術後の患者さんは手術のリスクが上がります。そのため開腹術を避け後腹膜腔アプローチを行うことによって術後の早期回復をめざしています。
従来、手術治療は無理と考えられていた心筋症、虚血性僧帽弁逆流などの重症心疾患に対しても左心室の形態を再構築する左心室形成術、僧帽弁形成術など、患者さんの予後が少しでも改善できるような外科治療というものを積極的に考えております。
全ての手術においてできるだけ輸血をせずに手術を終えられるよう、無輸血手術をめざしています。
当科も含め現在の心臓大血管の手術成績の向上はめざましくその手術適応もかなり拡大されています。手術年齢も高齢化しており、80歳以上の手術症例も急増しています。その手術成績は若齢者と比べても遜色ないところまできています。(2005年以降80歳以上の患者さんの待機的開心術は31例で手術死亡者は1例です)。地域医療に従事しておられる先生方で、高齢というだけで患者さんから手術という選択肢を除外されるケースが多いのが現状です。実際動脈瘤の破裂で搬送され、手術もむなしく亡くなられる例を多く経験しています。もちろん手術が困難な例もありますが、破裂前の待機手術なら救命できたのにと思う例もかなりあります。いくら高齢者でも動脈瘤を放置するほうが危険ではないでしょうか。かなり心不全が進行した心疾患にも同様なことがいえます。手術適応に悩む例でも当科に一度紹介頂ければ幸いです。また、セカンドオピニオン的診療も喜んでさせて頂きます。
一刻を要する緊急手術にも対応しておりますので、お気軽に相談下さい。
これは手術創や胸骨の切開をできるだけ小さくして、術後の早期社会復帰を目指すとともに美容上の問題点も軽減できる利点があり、特に若い患者さんや女性の患者さんには有益な手法と信じております。全ての手術にこれらの手術が可能なわけではありませんが、安全性を確立しつつ適応範囲を広げていく所存です。
一般的に行われている手術創 
MICSによる手術創 (大動脈弁置換) 
MICSによる手術創(僧帽弁形成術)




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