地域医療支援病院

地域医療支援病院に承認されました

当院は、平成19年7月20日、地域医療支援病院に承認されました。これを機会により一層、医療機関や地域の医師会等関係団体の皆様との連携を強化するとともに、高度・専門医療を提供していきます。これにより患者さんの病状に応じたより適切な検査・診療と継続・一貫性のある医療サービスの提供を行い、県民の皆様に信頼される病院として地域医療に貢献していきます。

地域医療支援病院の役割

「患者さんは地域の中で身近な『かかりつけ医』から医療を提供されることが望ましい」といえます。このため、地域の医療機関と適切な役割分担と連携を図るとともに、地域における第一線の医療を担う「かかりつけ医」に対して、紹介患者さんへの医療の提供や施設の提供、医療従事者のための研修などの支援を行い、地域医療の確保を図ることが地域医療支援病院の役割です。

これまでの当院の主な取組

  1. 紹介状を持参した外来患者さん専用受付の設置(平成16年1月~)
  2. 紹介入院患者さんをかかりつけ医と共同診療する開放病床の設置(平成16年4月~)
  3. かかりつけ医からの紹介外来患者さんを病診連携室で予約受付(平成16年4月~)
  4. 患者さんの急変時に速やかで適切な医療を提供する葵カードの発行(平成17年12月~)
  5. 外来診療の対象を原則的に紹介状を持参した患者さんとする紹介外来制の推進(平成18年2月~)
  6. 診療所等からの依頼によるMRIとCT、RIなどの放射線検査や核医学検査の実施
  7. PETイメージングセンターの共同利用(平成18年10月~)

今後の対応

承認書 授与

今後とも県立病院の担うべき高度・専門医療を一層推進するとともに、紹介外来制の推進、複数の医療機関の連携で作成する地域連携クリニカルパスの普及、地域の医療関係者の皆様に開かれた講演会・カンファレンスの開催など一層のネットワーク化も図っていきたいと考えています。

写真:静岡市保健所長(右側・当時)より神原院長(左側・当時)が承認書を受け取りました。