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お薬のはなし
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令和4年度医薬品安全管理研修会を開催しました!

最終更新日:2023年2月13日

医薬品安全管理研修会1

医薬品安全管理研修会2

薬剤室では医療安全室と合同で、毎年院内全職員を対象とした「医薬品安全管理研修会」を実施しています。医療安全室とは、患者さんやご家族、医療従事者やその他の人々に対して事故の発生を防止し、安全で安心できる医療環境を提供するために活動している部門です。今年度も感染対策を考慮し、1月26日、1月27日(録画)および1月31日(録画)に分けて実施しました。

今年度は、「お薬に関するインシデント」や「副作用被害救済制度」について具体的な事例を上げて紹介し、薬剤を取り扱う際の安全性を確保するために注意する点について考えてもらいました。
インシデントとは、事故につながりかねない医療行為を未然に防げた例や、誤った行為があっても患者さんには害が及ばなかった事例を指します。インシデントを分析し、対策することにより、重大な医療事故(アクシデント)を防ぐことができます。
また、医薬品は正しく使っていても副作用の発生を防げない場合があります。副作用被害救済制度とは、医薬品を適正に使用したにもかかわらず、入院治療が必要になるほど副作用が生じた場合に救済給付を行う公的な制度です。
その他、医薬品安全管理責任者の業務や最近の医薬品安全に関係する話題などを紹介し、スタッフの意識の向上に役立てています。

また、「用量調節が必要な薬剤」をテーマに講義を行いました。患者さん一人ひとりの身体の機能によってお薬の量を決める必要があることや、急に中止すると危ないお薬について具体的な事例を上げて注意点を説明しました。お薬の量は一人ひとりの患者さんに合わせて設定されています。自己判断で中止や変更はせず、医師の指示を守って服用してください。気になる点がございましたらお気軽にスタッフにお尋ねください。

これからも当薬剤室は「お薬のあるところに薬剤師あり!」をモットーに、安全にお薬を使うための取り組みを行っていきます。