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「精神科医療」における3病院連携と機能拡充



「精神科医療」における3病院連携

静岡県立病院機構では3病院(県立総合病院・県立こころの医療センター・県立こども病院)全てに精神科を有しております。
精神科医療への国の要請や県民の要望に適切に対応していくために、令和4年度には「県立病院機構精神科あり方検討ワーキンググループ」を設置し、外部有識者を含めて当機構3病院の精神科医療の連携や体制について検討しました。
浜松医科大学教授等の外部有識者からの意見を踏まえて、3病院間の精神科医及び看護師の人事交流や患者の紹介・逆紹介を積極的に行い精神科医療体制の連携強化に努めています。

機構3病院精神科の連携と機能拡充

静岡県立総合病院における精神科医療

精神科身体合併病棟の整備

令和5年4月1日から精神科病棟の運用を開始し、精神疾患患者および身体疾患への専門治療を同時に提供しております。新興感染症への対応のため、県内初の陰圧室を有する全個室対応となっており、様々な病状の患者の受け入れが可能です。
また、静岡県精神科救急身体合併症対応事業を受託し、県内の身体合併症治療における地域偏在の改善を図っております。

精神科身体合併病棟の図解 詳細は以下です

区分 病床 機能
ハイケア(エラストピア)
(病状対応型フレキシブル個室)
2床
  • 精神症状が重度で行動制限を要する患者対応
  • 自傷他害の恐れがあると判断された入院の受入
ハイケア(陰圧室) 2床
  • 陰圧室による感染症(結核、SARS-Co V-2感染症)への対応
一般室 2床
  • 身体的ケアを要する患者対応

静岡県立こころの医療センターにおける精神科医療

精神科救急・急性期医療の提供

県内精神医療の中核病院として、「救急・急性期医療の充実」、「在宅医療の拡充」、「高度な医療技術の導入」、「司法精神医療の充実」及び「多様な精神疾患への対応」を重点的に推進し、県内全域から精神科救急患者を受け入れております。重症患者に対する先端薬物療法(クロザピン)や高度な治療法である修正型電気けいれん療法(m-ECT)など、先進的治療を提供しています。

さらに、医療観察法等の司法精神医療や地域への早期移行を目指した包括的な在宅医療支援を実施しているほか、被災地にDPAT(災害派遣精神医療チーム)を派遣するなど精神保健医療活動にも積極的に取り組んでおり、静岡県では初となる災害拠点精神科病院の指定も受けております。
また、専門外来として、従来の「老年期こころともの忘れ外来」に加え、令和6年度に「大人の発達障害外来」、「クロザピン相談外来」、令和7年度に「依存症サポート外来」を開設し、多様な精神疾患に対応した医療を提供しています。
病棟種別 対応病棟 病棟概要
救急病棟 北2病棟(45床)
南2病棟(43床)
急性期及び重症例の救急入院患者の治療
回復期病棟 南1病棟(42床) 社会復帰・施設入所を目指す入院患者の治療
慢性重症病棟 北1病棟(30床) 難治性、処遇困難等重症患者の集中治療
医療観察法病棟
(司法病棟)
北1病棟(12床) 医療観察法指定入院医療機関として入院対象者の社会復帰治療

こども病院における精神科治療

児童精神科病棟

全国でも数少ない小児専門病院内の児童精神科病棟(開放・閉鎖の2ユニット)を備え、摂食障害、自殺企図、気分障害、発達障害など幅広い精神疾患に対応しています。身体疾患を持つ子どもの心理ケアも行い、“子どもの身体からこころまで一元的に治療できる”点が大きな強みです。
小児科・学校・福祉機関と連携し、退院後の支援や地域連携も重視しております。国のこども家庭庁の行なう、こどものこころの診療ネットワーク事業の静岡県拠点病院でもあります。

児童精神科病棟と小児科・学校・福祉機関との連携を表す図


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