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業務内容

最終更新日:2018年11月27日

当院では、現在6名の臨床工学技士が、「手術室業務」、「ICU業務」、「呼吸療法業務」、「血液浄化療法業務」、「医療機器の保守点検業務」を行っています。


手術室業務

手術室では、人工心肺装置を主とするさまざまな装置の操作・管理・保守・点検を行っています。

手術室業務

「人工心肺」とは、肺の代わりをする人工肺、血管の代わりをする人工心肺回路、心臓の代わりをする血液ポンプなどで構成されていて、心臓の手術時に一時的に生体の心臓と肺の働きを代行する医療用具です。私たちは、この人工心肺の操作を月曜日から金曜日まで、緊急時には昼夜を問わず2人1組で担当しています。1人は、人工心肺操作を行い、血液濃縮器を含む体外循環中の全体の管理を行います。体外循環に伴う補助業務を行う1人は、体外循環中の記録、心筋保護液装置、各種生体情報モニター、自己血回収装置の準備・操作を行います。現在、年間約200例の人工心肺業務を行っています。

ICU業務

ICUでは、緊急時補助循環(ECMO)や、急性血液浄化の準備、管理を行っています。

ICU業務001

ICU業務002

呼吸療法業務

呼吸療法業務

現在当院では15機種約70台の人工呼吸器、呼吸補助装置を保有しており、患児の大きさや状態に合わせて適切な呼吸器が選択使用できるよう、保守点検を実施しています。また、各病棟において定期的な回路交換業務を行っています。

血液浄化業務

血液浄化業務001

「血液浄化」とは、体内に貯った老廃物などを排泄あるいは、代謝する機能が働かなくなった場合に、専用の機械や道具を用い、体の中に貯った老廃物をきれいにする治療法です。具体的には,血液透析療法(HD)、持続的血液透析ろ過法(CHDF)、血しょう交換療法(PE)、血液吸着療法等を腎臓内科の医師と協力しながら準備、治療、点検を行っています。

その他、血液腫瘍科における細胞治療の末梢血幹細胞採取や骨髄濃縮のための装置の操作を行っています。

医療機器の保守点検業務

医療機器の保守点検業務

「医療機器の保守点検業務」は、院内における医療機器の保守・点検・修理を行っています。年間約600件の保守・点検と年間約350件の修理を行っています。また平成19年度6月より、外科病棟移転に伴い、医療機器の定期点検と汎用機器の集中管理により、機器の安全性の向上と効率的な運用を提供するために、ME機器中央管理室が設置されました。