入院に関する指標

1. 入院患者延べ数

18年度19年度20年度21年度22年度23年度24年度25年度
164183198218223233241217

2. 入院患者の疾患別統計表

18年度19年度20年度21年度22年度23年度24年度25年度
中枢神経系腫瘍2439524942343233
天幕上脳腫瘍1326191616181319
松果体部脳腫瘍21551212
天幕下脳腫瘍46141689105
髄内脊髄腫瘍11212050
髄外脊髄腫瘍32111132
頭皮下腫瘍・頭蓋骨腫瘍13111014405
脳血管障害1621193528363727
脳内出血(脳動静脈奇形)11587597
脳室内出血(新生児性)10100001
もやもや病1215121914191915
ガレン大静脈瘤251871294
類水頭症疾患4649445357564940
水頭症3343344451453537
先天性033222740292222
後天性(続発性)010121711161315
Dandy-Walker症候群40212010
硬膜下水腫21011200
クモ膜のう胞648739132
低髄圧症候群11000001
キアリII型奇形952388116
神経管閉鎖不全症2832352339463949
二分頭蓋56122504
脊髄脂肪腫69635761
脊髄破裂・髄膜瘤54669333
脊髄係留症候群547613242739
脊髄皮膚洞・毛巣洞351337401
脊髄空洞症/キアリI型44233331
頭蓋縫合早期癒合症1218242724272821
非症候性914222423242214
症候性34231367
外傷性疾患912122111123231
急性硬膜下血腫3231041612
慢性硬膜下血腫12233431
外傷性髄液漏10000020
外傷性脳内出血・脳挫傷35312195
頭蓋骨骨折11430585
頭部外傷・皮下血腫・etc.02042148
中枢神経系感染症53137332
硬膜下膿瘍31000000
頭皮下膿瘍10137332
髄膜炎12000000
その他1549471175
痙攣101120242
軟骨異形成症32425203
脳神経変性疾患21402730
先天性脊椎奇形00000033
合計164183198218223233241217

3. 特徴的な診療実績

  • 脳腫瘍の患者を血液腫瘍科と連携して、長期にわたってフォローしており、全国有数の小児脳腫瘍治療施設として、その分入院患者数も多い。
  • 小児脳血管障害の代表的な疾患である“モヤモヤ病”を、全国的にも小児例を多数加療しており、近年では京都大学とも連携して治療に当たっている。
  • 先天性奇形でも治療が困難と言われているキアリ2型奇形を毎年多数治療しており、経験症例数とも予後とも国内トップクラスの成績を修めている。
  • 潜在性二分脊椎を多数外来で鑑別診断し、係留症候群とともに入院加療している。
  • 夜間を含め24時間体制を敷いて、PICU,ERと連携しながら頭部外傷の重症患者を入院加療している。交通外傷、転落、転倒、そして虐待など全ての事例に対応している。