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病院からのお知らせ
ホーム  > 病院からのお知らせ  > 【第一報】バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の検出について

【第一報】バンコマイシン耐性腸球菌(VRE)の検出について

最終更新日:2022年3月29日

入院中の患者さんからVREが検出されました

当院で2022年3月18日に入院中の患者さんよりVREが検出されました。これを受けて、同病棟の患者さんのスクリーニング検査を行い、3月29日までに、計4名の患者さんよりVREが検出されました。
バイコマイシン耐性腸球菌(VRE)とは、バンコマイシンという抗菌薬が効かなくなってしまった腸球菌のことです。VREは健康な人が感染しても症状が出ることはほとんどありません。しかし、がんや免疫不全等の患者さんや治療により免疫力が低下した患者さんでは感染症を起こすことがあります。
VREは接触感染によって広がります。便あるいは菌が付いたものに触れ、その菌が主に口から体の中に入ることで感染しますので、手洗いや手指消毒が最も有効な予防手段です。
(参考リンク)VREについて(別ウィンドウで開きます)

現在、本菌による重篤な感染を起こされた患者さんはなく、全員、感染症を発症していない保菌の状態です。
感染対策のさらなる強化と環境整備の強化、必要な患者様のスクリーニング検査、環境培養調査など厳重な対策強化を進めています。
このため、当分の間、当該病棟の新規入院の受け入れを制限させていただきます。

患者さん並びに関係者の皆様には大変ご心配とご迷惑をおかけしますが、今後の経過と対応につきましては、引続き当院ホームページにてご報告いたしますので、何卒ご理解とご協力のほどよろしくお願いいたします。