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後期臨床研修医(専攻医)の声

最終更新日:2017年9月19日

後期研修3年目 呼吸器内科 望月 栄佑医師 の感想

後期研修3年目 呼吸器内科 望月栄佑医師 の感想

呼吸器内科の望月栄佑です。医師になり5年目になります。
私は初期研修を当院で行いました。当院には魅力的な科がたくさんあり呼吸器内科もそのひとつです。医師1年目の4月にローテートを行い、温かく指導をいただいたのが選択の決め手でした。また後期研修になっても初期研修と変わらない温かい指導をいただけるのが当院の魅力と考えています。当院は精神科以外のほぼ全ての科がそろい、どの科も豊富なスタッフに恵まれている県内有数の病院です。
私は後期研修の時期は将来の医師としての習慣がつく大切な時期と考えております。臨床の考え方や患者さんへの態度、学会発表など様々なスキルを身につけなくてはなりません。そのためには色んな先生がいてそれぞれのよいところを吸収し自らに生かす、そういった環境が大切なのではないでしょうか。数多くの先輩、同期、後輩がいる当院での研修を選びよかったと思っております。
当科には悪性疾患、良性疾患ともに幅広い患者さんがいらっしゃいます。特に後期研修医の時期はどの疾患の患者さんも分け隔てなくみられるようでありたいと思っていたため理想的な環境でした。また国際学会での発表もさせていただいたのも非常に重要な経験となりました。
上と似たようなことになりますが、自分の考えを言うことができてそれを正しく指導していただけるスタッフがいるというのが内科後期研修を行ううえで非常に大切です。当院にはそのような環境が整っていると自負しております。ぜひ一度見学にいらしてください。

後期研修3年間を経験した 小児科 佐藤 琢史医師 の感想

私は初期研修2年間と後期研修3年間を静岡県立総合病院で行いました。現在は医師6年目になりますが、当院小児科医師として勤務を継続しております。大学の医局には属しておりませんが、将来的には田舎で小児科の開業医をやりたいと思い、静岡市の2次医療機関である県立総合病院小児科で働くことを決めました。当院は静岡市葵区に位置していますが、駿河区や清水区からもたくさんの紹介患者さんを頂いており、いろいろな症例を学ぶ事ができました。入院患者さんの診療はもちろんの事、静岡市の夜間2次救急診療、志太榛原の1次救急診療、当院で出産するお子さんの分娩立会い、予防接種や乳幼児健診など様々な経験を幅広く積むことができました。私は小児科領域の中では気管支喘息などのアレルギー疾患を専門分野にしたいと考えており、アレルギーの専門医資格をお持ちである当科医長の原崎先生より丁寧な指導を頂いております。

当院は静岡県立こども病院との連携が強く、重症患者さんを紹介させて頂いている以外に、私自身も後期研修期間の6ヶ月間をこども病院で研修させて頂きました。私の場合はNICUを3か月間、PICUを3か月間選択し、他の病院で経験できないような事をたくさん勉強させて頂きました。そのため後期研修終了後も、こども病院の先生方には気軽に御相談させて頂ける環境にあるため、小児科医師としての診療技術をさらに高めることができました。また当院は静岡県を代表する総合病院であるため、内科や外科を含めた成人領域の診療科の先生方からもたくさんの御指導を頂くことができました。成人領域では臓器別に専門分野がありますが、小児科診療の醍醐味である子供の体の全てを幅広く丁寧に診療できたことは、私にとってかけがえのない経験ができたと思っております。

内科医7年目で1年間研修した 小児科 原田 高根先生 の感想 (伊豆赤十字病院、内科)

私は自治医科大学卒業生ですので、初期臨床研修後、3年目~6年目まで主に地域・僻地の医療機関で内科医として勤務してきました。もともと内科医志望でしたが、地域の第一線で働いていると、主に当直勤務帯で小児の診療に携わることが少なからずあります。そうは言っても小児科診療など初期臨床研修中に1ヶ月研修しただけでしたし、もともと小児科への興味が「全く」ありませんでしたので、そうした状況での小児診療ははっきり言って非常に苦手でした。しかし、医師6年目に僻地医療機関で勤務中、当初は熱性けいれんだと思っていた子どもが翌朝には細菌性髄膜炎と判明し後方医療機関にヘリ搬送したり、急性胃腸炎・脱水症でぐったりして入院した子どもが補液だけでとても元気になって「先生ありがとう!」といって退院したり、色々な意味で心を揺さぶられる経験がありました。そうした状況で、7年目に静岡県立総合病院へ再度勤務する機会に恵まれました。科の選択は自由でしたが、悩んだ末に小児科の世界に一度飛び込んでみることを決めました。

病院の性質上、集中治療を要する患者さんの入院管理をすることはありませんが、後期研修プログラムでは生まれたての新生児~高校生まで、実に幅広い経験ができます。内科のように臓器別に細分化されておらず「小児であれば何でも診る」というスタッフの先生方のマインドも非常に魅力的でした。「内科や救急科志望であるけれど、小児のcommon diseaseを診る能力を集中的にトレーニングしたい」という方、「小児科志望だが、最初から小児専門病院での研修に飛び込むには少しためらいがある」という方、「内科もしくは小児科で将来開業することを視野に入れている」という方、「家庭医・総合医・プライマリケア医を目指している方」などには最適なプログラムです。是非、県立総合病院小児科の門を叩いてください。

後期研修を3年間経験した 外科 野村 明芳医師 の感想

後期研修を3年間経験した 外科 野村 明芳 医師 の感想

私は初期研修医の2年間、そして後期研修医として3年目を静岡県立総合病院で過ごさせていただいています。当院を選択した経緯とその後を少しご紹介いたします。

私は医学生の頃より小児外科医を志望しておりました。小児外科医になるためには、まずは一般外科医として外科学を広く習得・経験し、外科専門医を習得しなければいけません。またすべての外科系の科にいえることですが、資格だけではく基本手技が確実にできなければいけませんので一般外科医が充実する病院を選択する必要がありました。そして臨床研修制度の根幹である専門分野以外も学べる機会が多いことも重要であったかと思います。そのような条件を踏まえると外科手術件数が多いこと、各科の指導医が多いこと、そして県立病院機構のつながりで静岡県立こども病院小児外科に研修できることから当院がもっとも自分に合った病院ではないかという考えに行きついたわけです。

病院として科が豊富にあるということは様々な既往を持った患者さん(透析中であったり、COPD、心血管系riskの高い方など)が多く集まりやすい環境にあるということであり、治療難度は跳ね上がります。こういった患者さんと向き合うことはなかなか得られない経験と考え、後期研修も当院を選択することになりました。

当科の特徴は、食道、胃、肝、胆膵、大腸、乳腺と各分野で症例が豊富であり、かつ指導医が充実していることが挙げられるかと思います。一般病院としてはなかなか数が得られない食道や肝胆膵分野も盛んに手術が行われ、手術手技から周術期管理の基礎まで十分勉強することが可能です。年間約1900件の手術を当科では行われますが、そのうち約350件が緊急手術であり、定型的な手術以外にも触れる機会が多くあります。

それぞれの指導医の先生方は、ご自身が築き上げてきた経験、伝統を踏襲しながらも固執することなく、新たな知識、技術をきちんと検討した上で速やかに取り入れる柔軟性を持ち合わせています。各学会で持ち上がった topics を導入し随時更新、修正を図っています。これらの企画→提案→実行までの流れは指導医と相談しながら若手主導で行いますので、一社会人としての base up となるのではないでしょうか。

最後に、外科医として修練を積むという上では、どのような施設にいても個人の努力が何より大事だと思います。ただ個人の努力といってもそれを常に維持することは難しく、多忙であれば疲労で折れることもあり、閑暇であれば呆けることは重々承知のことと思います。当科はつらいときに助け合う仲間も多くおりますし、モチベーションを引き上げる環境もあります。後期研修にお悩みであれば、当科外科いかがでしょうか?

野澤 雅之医師 の感想(外科で1年10ヶ月間勤務)

2005年6月1日から2007年3月31日までの1年10ヶ月間、静岡県立総合病院に勤務しました。県下有数の手術症例数を誇るこの病院で非常にたくさんのことを学べたと思っています。具体的には2年弱の間に術者として胃癌手術を約30件、結腸直腸癌手術を約50件、胆摘術を25件、アッペ・ヘモ・ヘルニアを40件、その他たくさんの手術を経験しました。さらに助手としても数えきれないくらいたくさんの手術を経験しました。

手術時に0.1mmの狂いもなく剥離される層、スピーディかつ確実に処理される血管、抵抗むなしく郭清されるリンパ節、上級医の先生がみせるこういう手術を目の当たりにして「この病院なら間違いない」と確信しました。

いざ自分が術者となると発火寸前の電気メスとは対称的に自分の心は冷静に確実に手術をしていった記憶があります。指導医の先生は日頃から「手術は巧くなければいけない」と言っており、その言葉を信条に日々の手術に臨みました。そして県立総合病院を離れた今でもその言葉は耳から離れません。

卒後4、5年目の時期にこの病院で経験したことは自分にとって非常に大きな財産となったと確信しています。

柴崎 泰医師 の感想(外科で2年間勤務)

私が最初に抱いた県総の印象といえばひとえに、忙しい病院であるということでした。次から次へと、手術患者がやってきては、工程表に沿った工場の流れ作業のようにクリニカルパスに乗って手術が行われ、同じように治療が行われていきます。しかし人対人の仕事ですから、そんなに単純なものではありません。手術が多ければその合併症の絶対数も多くなる。周辺地域から評判を聞いてたくさんの患者さんがやってくる。仕事量は膨大なものとなります。その中でどれだけ人間らしい医療ができたか、今思えば全く余裕のない生活だったと思います。せめて患者さんに対しては笑顔で接しようと努力したものの、どこまでできたか自信がありません。手術に関しては、本当にたくさんの症例を執刀させてもらい、得がたい経験をしました。研修医3-4年目でこれだけ多く手術ができたのは、外科医として最高でした。上司の先生、同僚の先生にも恵まれ、いつもわがままを聞いてもらいました。2年間つらいこともありましたが、そういう人たちに支えられて楽しい思い出が一杯です。素晴らしい外科医がいる県総だからこそ、今後も忙しさは変わらないでしょうし、それはまた県総のstatusでもあるのだろうと思います。だから今後やってくる研修医の先生も忙しさを満喫して欲しい?ものです。
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副院長 高木正和