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当院で働きたい方

外部利用について

最終更新日:2014年10月8日

1. はじめに

MSCは2008年8月医療の安全と質を維持する目的で設立されました。

医療者は患者を思いやるあたたかい心を持つのは当然ですが、医療の手技を学び、技術を磨くこともそれに劣らず大切です。われわれはMSCを使って、新卒の医師、看護師、他の医療職はもちろん、事務職員を含むすべての病院職員、さらにある程度の経験を積んだ医療職のさらなる技術の向上、スキルアップを図っています。
こうした目的をお持ちの静岡県内の医療職の方を対象にMSCのご利用をお勧めします。

静岡県立総合病院 メディカルスキルアップセンター
副院長兼教育研修部長 高木 正和

2. MSCでできること、保有するシミュレーター

1.診療の基本手技

採血・静脈注射シミュレーター模擬血管内に模擬血液を流したモデルを使い、採血や静脈注射の訓練をします。
筋肉注射・皮内注射シミュレーター皮膚のモデルを使い皮膚のいろいろな深さの注射の訓練をします。
中心静脈カニューレ挿入模型中心静脈ルートを確保するため、鎖骨下静脈、内頸静脈、外頸静脈の穿刺訓練をします。
縫合手技トレーニングセット皮膚、血管、腸管のモデルを使って実際の針、糸で縫合の練習をします。
気道吸引シミュレ-タ-緊急時の初期救急に欠かせない気道内の痰の吸引訓練をします。口、鼻、気管切開部からの吸引を訓練します。
導尿モデル男女別の骨盤構造をもったモデルを使用し、外尿道口からのカテ-テル挿入の訓練をします。
腰椎穿刺・麻酔シミュレ-タ-脊髄麻酔、脊髄穿刺、硬膜外麻酔などの穿刺の訓練をします。

2.心肺蘇生訓練

幼児挿管モデル幼児の気道確保のための訓練をします。
成人挿管モデル成人の気道確保のための訓練をします。挿管のみならず、いろいろな気道確保の訓練が可能で、その評価も行います。
気道管理トレーナー小児、成人の気道確保のための訓練をします。小児シミュレーターにおいては、成人における解剖学的構造に違いを学習できます。
基本的蘇生トレ-ニングシステム心肺停止モデルを用い、心肺蘇生の訓練をします。
心臓マッサ-ジに関しては、圧迫の位置、圧力などが、また換気に関してはその有効性がモニターされ、評価されます。
BLS、病院到着前の心肺蘇生訓練用です。
高度救命処置トレーニング乳児、小児、成人のCPR訓練を行います。シミュレーターにより、ハイムリック法などの異物除去の練習が行えます。
高度救命トレ-ニングシステム
(蘇生訓練用生体シミュレ-タ-)
病院到着後の高度心肺蘇生のトレ-ニングを行います。CD-ROMに組み込まれたさまざまなシナリオで心電図、呼吸音、音声、血圧、動脈血酸素分圧などの生体情報を人形に再現し、これに対し適確な蘇生術の訓練をします。気道確保の難易度を変えて気管内挿管の訓練をしたり、緊張性気胸に対する胸腔穿刺を実際に訓練します。 

ACLS(Advanced Cardiovascular Life Support)、ICLS(Immediate Cardiac Life Support)に対応します。
経皮ペーシング付除細動器
AEDトレーニングユニット
AEDの訓練を行います。
PC上での蘇生プログラム
(マイクロシム)
PCソフトにより提供される救急外来患者の再現ドラマを見ながら、そのつど投薬、処置を選択し、その評価を受けます。

3.臨床各科の個別訓練用機器

心音、呼吸音聴取シミュレーターさまざまな心音、呼吸音を再現するソフトを組み込まれたモデルにて聴診の訓練を行います。
耳鼻科用シミュレ-タ-耳・鼻の診察用モデル、各種疾患を再現できます。
骨盤部トレーナー(男性用、女性用)直腸診、婦人科の内診、導尿などの訓練を行います。
分娩介助モデル実物大の女性骨盤モデルと胎児モデルを用い、分娩介助の訓練を行います。
鏡視下手術用トレーニングシミュレーター腹腔内の様子をバーチャルに表現し、実際に鉗子を操作することにより各種操作を訓練し、評価を受けます。
血管吻合練習用実体顕微鏡卓上型で、深部の血管吻合の練習も行えます。

3. 実際の使用に関して

  1. 利用可能時間
    平日: 8時30分~21時00分
    土曜、日曜、祝日:9時00分~17時00分
  2. 申し込み
    静岡県立総合病院 教育研修室
    電話:054-247-6111(メディカルスキルアップセンター担当 繁田)
  3. MSCを使ってのトレーニングの内容、シミュレーターの使用法などに関してご質問あるいはトレーニングに当院の講師、助手が必要な場合は申し込み時にご相談ください。
  4. 消耗品の使用に関して
    注射器、注射針などはMSCに用意がありますが原則的には利用者の持ち込みをお願いします。
  5. 高額な資機材の破損については修理代の請求をさせていただく場合があります
  6. 施設利用料につきましては当院教育研修室にお問い合わせください。

MSCの利用に関して、可能な研修の内容、指導者の要否などなんでも教育研修室宛てにご連絡、ご相談ください。
ご利用は原則として静岡県内の医療者のグループ利用に限らせていただきます。

メディカルスキルアップセンター長 三宅 章公