院長のごあいさつ
静岡県立こども病院のホームページをご覧いただきありがとうございます。
今年で院長拝命から9年目を迎えます。そして同時に、この4月から静岡県立3病院(総合病院、こころの医療センター、こども病院)の総括役である理事長を兼任することになりました。院長としても理事長として提示した方針に違いはありませんので、理事長挨拶を一部変更し新年度の挨拶とさせていただきます。
当病院機構は何のためにあるのかという「存在意義=Purpose」を新たに設定し、 「Purpose:医療と医学で、人と社会の今と未来に貢献する」 現在の理念を「私たちが目指す到達点=Vision」に据え、 「Vision:ともにつくる、信頼と安心の医療」 以下の2つを「いま実現すべき使命=Mission」とします。 「Mission」
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失われた30年の間に日本の国力、経済力、マインド、コロナ、そして少子高齢化が加わり、現在の医療、医学を取り巻く環境は厳しさを増しています。
私も十二分に承知しているつもりです。
だからこそ困難な道程を承知のうえで、
こども病院の理念「私たちは、すべての子どもと家族のために、安心と信頼の医療を行います」
を実現するべく、
全職員でOne teamを作り、 “カイゼン”のサイクルを回して業務効率を上げ、 質の高い医療の提供、教育と研究の推進、そして経営も成り立つ基盤を備えた、 子どもと家族、そして一緒に働く仲間も支え続けられるこども病院 |
を目指す覚悟です。
多くの方にご協力をお願いすることになるかと思いますが、ご指導、ご鞭撻、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月1日
坂本喜三郎