循環器センター・一般病棟
西3病棟にはホスピタルプレイスペシャリスト(HPS)の保育士がいます。
入院してくるこどもたちや家族の方の緊張や不安を少しでも軽減できるように様々な場面で支援を行っています。
私の部屋マークあった!
子どもたちは「ここは自分に何をするところだろう」と少しドキドキしながら病棟のドアを開けて入ってくることでしょう。家族の方も同じですね。そんな気持ちをすこしでも和らげることができるように病棟の入り口から明るくなごむような環境づくりをしています。
緊張気味のこどもたちとかくれ動物を探してみてください。
天井には飛行機が!
かくれ動物
エレベーター
手術室に到着
循環器病棟ではあそびをツールに子どもたちが入院を肯定的にとらえられることができるように、し処置や検査、手術に対して様々な支援をおこなっています。
:プレパレーション(心の準備)
:ディストラクション(気を紛らすあそび)
まず入院後こどもたちと家族に入院プレパレーションを実施しています。実際に使われる医療器具や人形を使って説明しています。大体のこどもたちが一番気がかりなことは「注射」ですね。翌日カテーテル検査のために点滴のルート確保も採血検査と同時にしてしまいます。この説明に入ると子どもたちの表情が変わり緊張感が伝わってきます。年齢に応じて説明の仕方は若干違いますが真実を伝えます。その時の子どもたちの役割を話し、処置室でも「自分で決められること」があることを知らせます。処置室ではどこに座ろうか、など入院したら「自分ではどうにもできない」ではありません。
注射嫌だなと言う子にはお気に入りのおもちゃを持って行ってもいいよ、何して遊ぼうか!
処置のあいだ気を紛らすあそび「ディストラクション」をして乗り切りましょう。
採血検査、レントゲン、心電図、エコー検査…検査が終わったらカードに好きなシールを貼っていこうね。
プレパレーション
ディストラクション
検査カード
プレパレーションツール
シリンジペイントのドラゴン
注射器でえのぐ飛ばしすると気持ちいいよ♪
楽しそうだね
「私はピンクが好き」「僕は青だね」
かわいいお医者さんが診察中です
遊びは子どもたちの気持ちが表出する場面でもあります
遊びは子どもたちに治療に立ち向かう力をあたえてくれます
楽しいランチタイム ♪
お部屋飾り「HAPPY BIRTHDAY」
病棟スタッフみんなでささやかな誕生会開催(こどもたちは劇のプレゼントをしました)
「入院頑張ったね」