地方独立行政法人 静岡県立病院機構のHPをご覧いただきありがとうございます。
令和7年4月から静岡県立病院機構を構成する3病院(総合病院、こころの医療センター、こども病院)の総括役を担う理事長を拝命した坂本喜三郎です。私が理事長として目指したいものを記すことで、挨拶に代えさせていただきます。
当病院機構は何のためにあるのかという「存在意義=Purpose」を新たに設定し、 「Purpose:医療と医学で、人と社会の今と未来に貢献する」 現在の理念を「私たちが目指す到達点=Vision」に据え、 「Vision: ともにつくる、信頼と安心の医療」 以下の2つを「いま実現すべき使命=Mission」とします。 「Mission」
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失われた30年の間に日本の国力、経済力、マインド、コロナ、そして少子高齢化が加わり、現在の医療、医学を取り巻く環境は厳しさを増しています。
私も十二分に承知しているつもりです。
だからこそ困難な道程を承知のうえで、
私も十二分に承知しているつもりです。
だからこそ困難な道程を承知のうえで、
機構全職員でOne teamを作り、 “カイゼン”のサイクルを回して業務効率を上げ、 質の高い医療の提供、教育と研究の推進、そして経営も成り立つ基盤を備えた、 一緒に働く仲間と社会を支え続けられる機構 |
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を目指す覚悟です。
多くの方にご協力をお願いすることになるかと思いますが、
ご指導、ご鞭撻、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月1日
坂本喜三郎
多くの方にご協力をお願いすることになるかと思いますが、
ご指導、ご鞭撻、何卒よろしくお願い申し上げます。
令和7年4月1日
坂本喜三郎
機構全職員へ
私がこども病院の院長になった8年前、「人を大切にする」を掲げ、最も大切にすべき人は「患者とその家族」、「患者を紹介、フォローしてくれる支援者」、「ともに働く仲間」と書きました。いまもその考えは変わっておりません。
私が、理事長として最初に目指したいのは、「風通しの良い、安心と信頼の職場」を造ることです。電カルやパソコンなど機器、設備が良くなれば良い職場になるわけではなく、やはり大事なのは人です。そして、「“患者に寄り添い、患者に信頼され、患者が安心できる医療” を提供することで、“ともに生きている人と社会に貢献している”と実感しながら県立病院機構職員としてPRIDEを持って働ける場を造るためには「職員とその家族を大切にすること」が大事と考えています。働く人が安心と信頼を感じられない環境で、患者に安心と信頼の医療を提供できるはずがないと思うからです。
ただ、医療を取り巻く環境が厳しいことは言うまでもなく、数多くの病院が経営破綻や経営統合に追い込まれることが現実味を帯びています。こうした状況で、未来につながらない甘言を言うことはできません。
容易でないことを覚悟のうえで、私自身が職員一人ひとりに思いを寄せる努力を怠らないことを約束しますので、ひとりの仲間も取り残すことなくこの危機を乗り切るために一緒に努力をしてもらえないでしょうか。
『困難が大きければ大きいほど、乗り越えた時の喜びも大きい』と言います。
私が、理事長として最初に目指したいのは、「風通しの良い、安心と信頼の職場」を造ることです。電カルやパソコンなど機器、設備が良くなれば良い職場になるわけではなく、やはり大事なのは人です。そして、「“患者に寄り添い、患者に信頼され、患者が安心できる医療” を提供することで、“ともに生きている人と社会に貢献している”と実感しながら県立病院機構職員としてPRIDEを持って働ける場を造るためには「職員とその家族を大切にすること」が大事と考えています。働く人が安心と信頼を感じられない環境で、患者に安心と信頼の医療を提供できるはずがないと思うからです。
ただ、医療を取り巻く環境が厳しいことは言うまでもなく、数多くの病院が経営破綻や経営統合に追い込まれることが現実味を帯びています。こうした状況で、未来につながらない甘言を言うことはできません。
容易でないことを覚悟のうえで、私自身が職員一人ひとりに思いを寄せる努力を怠らないことを約束しますので、ひとりの仲間も取り残すことなくこの危機を乗り切るために一緒に努力をしてもらえないでしょうか。
『困難が大きければ大きいほど、乗り越えた時の喜びも大きい』と言います。
- 患者に直接携わる一人ひとりが、医療の質を落とさず、無駄を減らして業務効率が上がる“カイゼン”に取り組んで下さい。
- チームで協力して運営効率を上げ、今までより多くの患者に貢献できる “カイゼン”に取り組んで下さい。
One for all, all for one. One Team with Shizuoka-PHO pride. |
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これから4年間、よろしくお願いします。