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ご寄附いただきました皆さまへ(寄附金等実績報告)

最終更新日:2025年6月11日
ご寄附いただきました皆さまへ

いつも静岡県立こども病院への温かいご支援とご理解をいただき、心より感謝申し上げます。
私たちは、「医療と医学で、人と社会の今と未来に貢献する」ことを使命とし、こどもたち一人ひとりのいのちと向き合い、家族とともに歩む医療を日々実践しています。どんな困難な病気や障がいを抱えていても、こどもたちには未来を切り開く力があり、私たちはその可能性を信じて支え続けています。
また、当院では「子どもと家族、そして一緒に働く仲間も支え続けられるこども病院」であることを大切にしています。安心して治療を受けられる環境だけでなく、医療に関わるすべての人が支え合える場であることも、質の高い医療の実現には欠かせません。
皆さまからのご寄附は、こうした病院の理念を実現するための大きな支えとなっています。「療養環境の充実、研究活動の支援、スタッフの教育研修」など、いただいたご支援は確実に、目の前のこどもたちとそのご家族の未来へとつながっています。
寄附者の皆さまの思いに支えられながら、これからも静岡県立こども病院は、こどもたちの「いま」と「みらい」のために、歩みを止めることなく挑戦を続けてまいります。

今後とも変わらぬご支援とご理解を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

令和7年6月9日
静岡県立こども病院
院長 坂本 喜三郎

令和6年度の寄附金等実績報告

令和6年度に受け入れた寄附額は92,115,418円でした。
令和6年度の寄附を財源とした支出は34,716,329円でした。
令和7年度以降に執行する予定の寄附額(未執行の寄附)は、145,082,950円です(令和6年度末時点)。

ご寄附いただいた方々

令和6年度の寄附を財源とした支出について御紹介します。

・ファシリティドックの運営費用(1,834,764円)

ファシリティドッグを提供する認定NPO法人シャイン・オン・キッズとは委託契約を締結しており、その費用の一部に寄附金を活用させていただきました。活動の詳細についてはこちら(別ウィンドウで開きます)をご覧ください。

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・医学研究のための図書費等(29,326,811円)

当院は小児医療の専門病院として、高度で専門的な医療の提供に加え、未来の医療を切り拓く研究活動にも力を注いでいます。医療の最前線では、より良い治療を実現するために海外の最新研究成果を迅速かつ的確に取り入れることが欠かせません。海外の医学論文データベースや専門サイトの利用等、研究活動に係る費用の一部に寄附金を活用させていただきました。

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・紙アプリの運営費用(1,140,150円)

紙アプリとは、こども達が紙に描いた絵が、スキャナーでそのまま映像として取り込まれ、まるで命を吹き込まれたようにモニターの中で動き出すアプリケーションです。当院の外来スペースに設置されており、病院で過ごす時間が少しでも楽しく、不安を和らげることができるように活用されており、運営費用の全額が寄附で賄われています。

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・人材育成に必要な教育研修への支援(1,794,740円)

当院では、子どもたちに最良の医療を提供するため、医師はもちろん、看護師や薬剤師、臨床検査技師、リハビリスタッフなどのコメディカルスタッフも日々学び続けています。専門知識や技術を深める手段としてオンライン研修システムを導入しており、その運用に係る費用に寄附金を活用させていただきました。
スタッフ一人ひとりの知識と技術の向上が、医療の質の向上、そして子どもたちへのより良いケアへと直結すると考えております。

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・こどもたちのための絵本やおもちゃの購入(419,864円)

当院では、入院中の子どもたちが少しでも安心して心豊かに過ごせるよう、院内図書室「わくわく文庫」を運営しています。「わくわく文庫」は、子どもたちが本を通じて楽しみや安らぎを感じられる大切な場所です。また、図書室まで足を運ぶことが難しい子どもたちのために、病室にも本を届ける取り組みを行っています。
絵本や児童書、図鑑、漫画など、年齢や興味に合わせたさまざまな本を提供し、どの子にも「読みたい本」「心に残る一冊」を届けられるよう心がけております。ベッドの上でも旅ができるように、物語や知識の世界をお届けしています。これらの活動を支えるための費用に寄附金を活用させていただきました。

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・いのりの木プロジェクトの運営費用(200,000円)

いのりの木とは、こども病院の患者さんや患者さんだった卒業生、そのご家族、退職者も含む病院職員の思いの拠り所、そして幸せを祈る気持ちをつなぐためのモニュメントツリーのことです。2022年からいのりの木プロジェクトとして、患者さんや職員へ一般の方からもメッセージを送れるようポストを設置しており、メッセージの内容は専用サイトでもご覧になることができます。これらの運営に係る費用の一部に寄附金を活用させていただいきました。

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・クリニクラウン活動(現物寄附)

クリニクラウンとは、医療現場の専門的な研修を受けた“道化師”であり、入院中のこどもたち一人ひとりの気持ちに寄り添いながら、ユーモアや遊びを通じて笑顔と安心感を届ける“こころのケアの専門家”です。病室の前で立ち止まり、小さなアイコンタクトから始まる対話。緊張や不安でこわばった表情が、少しずつ笑顔に変わっていく瞬間は、こどもたちだけでなく、ご家族や医療スタッフにも温かい光をもたらしてくれます。

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・各種物品の寄附

令和6年度も多数の物品寄附をいただきましたこと、誠にありがとうございます。皆さまの温かいお心遣いに、心より感謝申し上げます。
いただきました品については、病院として安全性や衛生管理、目的などを慎重に検討の上、適切に対応させていただいております。

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令和7年度以降に繰り越して活用する予定の内容は以下のとおりです。

・屋根付き駐車場の整備 34,625,900円
・患者家族宿泊施設の整備費用 51,100,000円
・教育・研究活動への活用 57,977,000円
・移行期心臓病児の医療と社会的自立への支援 1,000,000円
・紙アプリの運営費用 380,050円