糖尿病の食事療法【参考資料】
外食・総菜の活用方法
外食・総菜は脂肪分・塩分が多く、野菜が不足しやすいため血糖コントロールを乱しやすいものです。
外食・総菜が多い方は回数を減らすなど、上手に選択して食べるようにしましょう。
外食・総菜が多い方は回数を減らすなど、上手に選択して食べるようにしましょう。
活用のポイント
- 主食は指示量より多ければ残す。
- 主食・主菜・野菜の副菜がそろうように、出来るだけ品数が多いものを選ぶ。野菜が少なければ追加する。
- 麺類の汁や漬物は残す。
- 栄養成分表示を見て1日の指示量の1/3を目安に。
- 低エネルギーの和定食がおすすめ。
油の吸収率
| 種類 | 油の吸収率 |
|---|---|
| 唐揚げ | 5~10% |
| 天ぷら・フライ | 10~15% |
| かき揚げ | 15%以上 |
※油の吸収率は衣の厚さによって変わってきます。
麺類
- たんぱく質のとれる料理を加えて
- 汁は残して
- ご飯は組み合わせない

丼物
- 野菜料理を加えて
- ご飯は三分の一ほど残して

コンビニ
- 付け合わせの野菜だけでは不十分。野菜料理を加えて
- ご飯は三分の一ほど残して
- 漬物は残して
- たんぱく質や野菜のとれる料理を加えて

糖尿病の食事療法(献立例)
当院のある日の献立を載せますので、普段の食事と比較してみましょう!
朝食

- ロールパン
- ソテー(ハム)
- 牛乳
- 果物
昼食

- ばらちらし
- みそ煮
- お浸し
- 果物
夕食

- ご飯
- 回鍋肉
- 酢の物
- さつまいもの煮物
- 漬物
糖尿病の食事療法(嗜好食品・アルコール)
嗜好食品
※原則として、これらの食品は糖尿病には好ましくない食品です。

アルコール
- アルコールは1gあたり7kcalのエネルギーがあります。栄養素はほとんど含まれていないので、食品交換表では「嗜好品」として扱われています。
- 中性脂肪値を上げたり、脂肪肝の原因となったりします。
- 高塩分のつまみを一緒に摂ることや、飲酒により食欲が増し、飲み過ぎ、食べ過ぎにつながりやすくなります。
- インスリンや薬物治療をしている場合、主食をとらずに飲酒すると低血糖を起こしやすくなります。
アルコール20gを含むアルコール飲料
| 種類 | 量 | エネルギー量 |
|---|---|---|
| ビール | 中瓶1本(500ml) | 200kcal |
| ワイン | 2杯(200ml) | 150kcal |
| 日本酒 | 1号(200ml) | 150kcal |
| 焼酎(乙種・アルコール25度) | 0.5合(90ml) | 130kcal |
※1単位は80kcalをあらわしています
症状や治療法によりアルコールが許可される条件は人それぞれです。
アルコールを飲んでよいか、医師に確認しましょう。
アルコールを飲んでよいか、医師に確認しましょう。
減塩について
塩分
- 食品取得目標量は、男性7.5g/日、女性6.5g/日以下となるようこころがけましょう。
- 高血圧症の方は6g/日未満にして心筋梗塞や脳卒中を予防しましょう。
減塩のコツ
- しょうゆ・ソースは“かける”より“つける”。
- 酢などの酸味や胡椒、からしなどの香辛料を上手に使うと良い。
- 加工食品(塩蔵品・練り製品など)の塩分にも気をつける。
- 麺類の汁は飲まずに残す。
- みそ汁は1日1杯にし、野菜の具を多くすると良い。
- 新鮮な食材で、素材の味を味わうと薄味でもおいしく食べられます。
- 漬物や佃煮はなるべく食べないようにするか、少量にとどめる。
塩分1gを含む調味料の目安量

※「減塩」「低塩」の表示は塩分を50%以下に減らしたもので、「うす塩」「あま塩」の表示は塩分を20%から30%だけ減らしたものです。