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がん診療センター
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化学療法センター

最終更新日:2023年12月11日

厚生労働省人口動態統計によれば、2020年度の本邦死亡数は1,372,755人、その内の悪性新生物いわゆるがんにて亡くなられた人数は、約30%の381,497人(男性:706,834人、女性665,921人)と報告されております。つまり、国民の10人中3人はがんによって亡くなっていることとなり、がんは非常に身近な不治の病であることは今も昔も変わらない事実です。

がん治療は、外科的治療である手術療法、内科的治療である放射線療法、抗がん剤療法が主たる3本柱であることはよく知られていると思います。静岡県立総合病院はがん診療拠点病院であり、外来化学療法センターは地域における抗がん剤療法の中心的役割を担っております。当センターは腫瘍内科医師、看護師および薬剤師が中心となり運営されており、目まぐるしく進歩する抗がん剤治療において日々新しい治療を取り入れております。

また、がん患者の方々が抗がん剤療法を通じて、がんの治癒や、治癒の難しい患者さんもがんとうまく共存をしていけるようにお手伝いをさせて頂くため、外科的治療や放射線治療の専門医師などとも協力しチームで診療にあたっております。患者さんが日々安心して治療を受けられる環境作りにも配慮し、共に頑張っていけるようスタッフ全員でサポートさせて頂きます。


化学療法センターの概要

化学療法センターは2020年8月に2階への移転工事が終了し、清潔な環境のなかに40床のベッド(ベッド22床、リクライニング18脚)が配置されています。がん剤調製室の拡大、薬剤相談室と看護相談室が新設され、より一層充実した医療が提供できる環境となりました。
抗がん剤調整のための安全キャビネットは3台配備され、全診療科におけるがん化学療法に対する治療を提供しております。
抗がん剤点滴の実施件数は月に1000件程度で実施されています。看護師、がん化学療法認定看護師を中心に安全な化学療法をめざして、点滴中の観察や管理と、自宅に帰ってからの有害事象対策の指導を実施しています。

薬剤部ではがん専門薬剤師を中心に化学療法の副作用の把握と薬剤指導、レジメン作成と管理、電子カルテ抗がん剤システムの運用等、化学療法に際しての安全の確保への取組みを積極的に進めています。
また、新規治療薬の導入がめざましい状況にあるため、レジメン(抗がん剤点滴内容)や副作用に関する勉強会を開くなど、努力を重ねています。

医師は各診療科から1名交替で投与中に発生する過敏症などの対応を行っています。

化学療法を受ける患者さんへ

化学療法センターでは、毎回、患者さんの状態を問診票で確認し、患者さんの状態に合ったサポートを行っております。

化学療法センター専門医師、看護師、薬剤師の紹介

化学療法センター長朝田 和博

日本臨床腫瘍学会がん薬物療法専門医
腫瘍内科:多久 佳成、山中 康弘
日本がん治療認定医機構がん治療認定医
腫瘍内科:多久 佳成
呼吸器内科:朝田 和博、三枝 美香、増田 寿寬、岸本 祐太郎
呼吸器外科:広瀬 正秀、門磨 聖子
消化器外科:大場 範行、佐藤 真輔、間 浩之、徳田 智史
消化器内科:川合 麻実、板井 良輔、増井 雄一
乳腺外科:常泉 道子、速水 亮
産婦人科:小阪 謙三、稲山 嘉英
歯科口腔外科:福田 幸太
日本看護協会がん化学療法看護認定看護師
藤巻 奈緒美
日本病院薬剤師会がん薬物療法認定薬剤師
中村 和代
日本医療薬学会がん指導薬剤師
中村 和代、嘉屋 道裕

がん専門薬剤師
中條 倫成、嘉屋 道裕、中村 和代、中垣 繁、杉山 理奈
日本臨床腫瘍薬学会外来がん治療認定薬剤師
池田 加称美

外来化学療法センター02

外来化学療法センター03