グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



検査技術室
ホーム  > 検査技術室  > 部門紹介  > 生理機能検査室  > 睡眠時無呼吸検査

睡眠時無呼吸検査

最終更新日:2024年2月20日

アプノモニター(簡易型、ご自宅にて施行)

検査内容

睡眠が浅い、いびきが大きいといった症状があり、日中の眠気を訴える方を対象とした検査です。
睡眠時無呼吸症候群の有無の検査です。
夜間睡眠中の無呼吸の回数、いびき、血中酸素濃度を記録します。

検査方法

アプノモニター01

測定装置を自宅に持ち帰り、患者さんご自身でセンサーを装着し、1晩の記録をする検査です。呼吸の状態を記録する鼻呼吸センサーと、血液中の酸素濃度センサーを装着していただきます。
注意事項
検査は予約制です。返却時間は厳守でお願いします。
睡眠時間が短いと正確な判定が出来ないこともありますので、昼寝はせず、十分な睡眠時間をとってください。
センサー類は寝返りをした時に外れないように装着して下さい。

PSG(ポリソムノグラフィー、精密型)

検査内容

睡眠時無呼吸症候群の重症度の把握、治療方法の決定、および治療の効果判定を目的として1泊2日の入院検査で行います。
前述のアプノモニター検査にて、睡眠時無呼吸症候群と診断された方を対象に行います。
患者さんには各種センサーを装着していただいた状態で寝ていただきます。センサー類には痛みを伴うものは一切ありませんのでご安心下さい。

検査方法

PSG01

検査当日は19時00分までに病院へ来ていただきます。
入浴、ご夕食は済ませてきてください。
入院手続き等が終わりましたら、センサー類の装着を行います(おおね19時30分~)
睡眠の状態や呼吸の状態を把握するために以下のセンサーを装着します。

  1. 脳波、眼球運動、筋電図(あご):睡眠状態の確認、眠りの深さ
  2. 口、鼻センサー:無呼吸、低呼吸の有無、重症度
  3. 胸、腹センサー:無呼吸、低呼吸の有無、重症度
  4. 心電図:不整脈、脈拍の変動
  5. 血中酸素濃度:血液中の酸素飽和度の変化
  6. 下肢筋電図:睡眠中の下肢の動き
  7. 体位:睡眠中の体の向き
  8. 睡眠中のビデオ撮影:消灯、寝姿を記録します

センサーの装着には30分~60分かかります。
眠気により適宜就寝していただきます。
翌日は起床された段階で、病棟看護師にセンサー類を外していただき検査終了です。
検査終了後は身支度を済ませ、朝食(希望により)を済ませてから、お帰り下さい。
(シャワーもご利用いただけます。)退院日には診察はありません。
注意事項
検査は予約制です。
センサー装着前になるべく、着替え、トイレ等を済ませておいてください。
足にもセンサーを装着しますので、長ズボンのパジャマを準備するようにしてください。
ご自身の枕、パジャマをご用意いただけると、普段の環境に近づくと思います。
治療の効果判定の検査の場合は、ご自身が使われているCPAP機器を持参してください。