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災害医療センター

最終更新日:2023年4月3日

スタッフと専門領域

職名氏名専門領域
副院長
災害医療センター長
大場 範行 消化器外科
肝胆膵外科
内視鏡外科
医長登坂 直規日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本感染症学会専門医・指導医
日本DMAT隊員・統括DMAT
医長渡邉 昌也消化器外科
食道・胃外科
内視鏡外科
ヘルニア
医長 三宅 章公日本救急医学会救急科専門医・指導医
日本内科学会総合内科専門医
日本循環器学会専門医
日本抗加齢学会専門医
日本DMAT隊員
医長 三枝 美香 呼吸器疾患一般

院内活動

1.訓練

毎年12月第1日曜日 トリアージ訓練、広域搬送訓練、院内情報収集訓練、災害対策本部訓練を行っている。模擬患者役70名は地域住民や中学生にお願いし、訓練参加職員は約200名

<写真はトリアージ訓練の様子>

トリアージ訓練の様子

トリアージ訓練の様子

トリアージ訓練の様子

トリアージ訓練の様子

2.時間外訓練

時間外に地震が起きた想定で、当直医と参集した職員で臨時災害対策本部を立ち上げ、院内被害状況を把握し、1時間で院内を安定させる訓練。年1回

3.病棟の防災講習会

特に病棟看護師に災害時体制を徹底させるため2012年すべての病棟で防災講習会を行った。以後病棟ごとに勉強会、訓練を行っている。

4.マニュアル改訂

最近では2009年、2014年に行った。

特徴的項目
  1. 安否確認:災害時全職員の携帯に一斉メールをいれ、返事を返すことで各部門が部署の職員の状況を把握できる。サーバーは本州以外の2箇所におく。
  2. OK・HELPカード:災害初期に助けが必要な状況か?助けなしにやれる状況か?に絞って災害対策本部に届ける制度。
  3. トリアージポストを歩ける患者用と歩けない患者用の2箇所作ることで、トリアージの最初の段階を済ませてしまう。
  4. 小さい子供を置いては病院に来られない職員のため、院内保育所を解放する、保育士が登院できなければ、職員が交代で管理する。

災害派遣

  • 1995年 阪神大震災
  • 2004年 中越地震
  • 2007年 中越沖地震
  • 2011年 東日本大震災
  • 2016年 熊本派遣
全国知事会から依頼があった平成28年度熊本地震に係る救護班の派遣依頼に基づき、当院では、平成28年4月23日(土)から4月27日(水)までの間、医師、看護師、薬剤師、事務職員の5名からなる救護班を熊本県に派遣し、医療救護活動を行った。
<被災地での活動内容>
熊本県庁からの指示により、阿蘇地域(阿蘇医療センター、阿蘇西小学校、一ノ宮小・中学校、西原村避難所)で次の活動を行った。
・避難所訪問・回診
・避難所での夜間当直
・本部事務局内のロジスティック活動(ICTチーム立ち上げ、経時記録、資料整理等)

熊本地震

<当院出発>

熊本地震

<全体ミーティング:阿蘇医療センター>

熊本地震

<避難所訪問・回診:阿蘇西小学校>

熊本地震

<後継隊への申送り>

熊本地震

<帰院>

基幹災害拠点病院としての活動

  1. 2000年より 「静岡県災害拠点病院連絡会」を組織し毎年テーマを決め県内全災害拠点病院で講習会や訓練を行ってきた。
  2. 2009年より 「静岡県災害時医療者研修会」を県の事業として開催し、毎年約170名前後の医療者が受講している。また県内医療者をスタッフとして集め、県内災害医療者の組織作りにもなっている。
  3. 2015年近隣学区の中学校からの依頼を受け、災害医療についての講義を行った。災害時の病院の役割やトリアージについての説明をし、中学生の防災意識の高揚を図った。

中学校災害講演

<講義:中学校>

中学校災害講演

<防災医療パネル展示:中学校>

中学校災害講演

<防災医療パネル展示:中学校>

DMAT活動

現在20名の隊員がおり、院外訓練に参加し、また院内災害体制の中核になっている。

静岡県防災体制での活動

  1. 静岡県医療救護計画作成に関わり、2003年 静岡県広域搬送計画に載った。
  2. 2011年 静岡県災害対策本部内にDMAT調整本部を置くことができ、当院DMATが主体となって活動する訓練を行っている。