職名 | 氏名 | 専門領域 |
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副院長 災害医療センター長 | 大場 範行 | 消化器外科 肝胆膵外科 内視鏡外科 |
医長 | 登坂 直規 | 日本救急医学会救急科専門医・指導医 日本感染症学会専門医・指導医 日本DMAT隊員・統括DMAT |
医長 | 渡邉 昌也 | 消化器外科 食道・胃外科 内視鏡外科 ヘルニア |
医長 | 三宅 章公 | 日本救急医学会救急科専門医・指導医 日本内科学会総合内科専門医 日本循環器学会専門医 日本抗加齢学会専門医 日本DMAT隊員 |
医長 | 三枝 美香 | 呼吸器疾患一般 |
1.訓練
毎年12月第1日曜日 トリアージ訓練、広域搬送訓練、院内情報収集訓練、災害対策本部訓練を行っている。模擬患者役70名は地域住民や中学生にお願いし、訓練参加職員は約200名
<写真はトリアージ訓練の様子>
<写真はトリアージ訓練の様子>
2.時間外訓練
時間外に地震が起きた想定で、当直医と参集した職員で臨時災害対策本部を立ち上げ、院内被害状況を把握し、1時間で院内を安定させる訓練。年1回
3.病棟の防災講習会
特に病棟看護師に災害時体制を徹底させるため2012年すべての病棟で防災講習会を行った。以後病棟ごとに勉強会、訓練を行っている。
4.マニュアル改訂
最近では2009年、2014年に行った。
特徴的項目
特徴的項目
- 安否確認:災害時全職員の携帯に一斉メールをいれ、返事を返すことで各部門が部署の職員の状況を把握できる。サーバーは本州以外の2箇所におく。
- OK・HELPカード:災害初期に助けが必要な状況か?助けなしにやれる状況か?に絞って災害対策本部に届ける制度。
- トリアージポストを歩ける患者用と歩けない患者用の2箇所作ることで、トリアージの最初の段階を済ませてしまう。
- 小さい子供を置いては病院に来られない職員のため、院内保育所を解放する、保育士が登院できなければ、職員が交代で管理する。
- 1995年 阪神大震災
- 2004年 中越地震
- 2007年 中越沖地震
- 2011年 東日本大震災
- 2016年 熊本派遣
<被災地での活動内容>
熊本県庁からの指示により、阿蘇地域(阿蘇医療センター、阿蘇西小学校、一ノ宮小・中学校、西原村避難所)で次の活動を行った。
・避難所訪問・回診
・避難所での夜間当直
・本部事務局内のロジスティック活動(ICTチーム立ち上げ、経時記録、資料整理等)
<当院出発>
<全体ミーティング:阿蘇医療センター>
<避難所訪問・回診:阿蘇西小学校>
<後継隊への申送り>
<帰院>
- 2000年より 「静岡県災害拠点病院連絡会」を組織し毎年テーマを決め県内全災害拠点病院で講習会や訓練を行ってきた。
- 2009年より 「静岡県災害時医療者研修会」を県の事業として開催し、毎年約170名前後の医療者が受講している。また県内医療者をスタッフとして集め、県内災害医療者の組織作りにもなっている。
- 2015年近隣学区の中学校からの依頼を受け、災害医療についての講義を行った。災害時の病院の役割やトリアージについての説明をし、中学生の防災意識の高揚を図った。
<講義:中学校>
<防災医療パネル展示:中学校>
<防災医療パネル展示:中学校>
現在20名の隊員がおり、院外訓練に参加し、また院内災害体制の中核になっている。
- 静岡県医療救護計画作成に関わり、2003年 静岡県広域搬送計画に載った。
- 2011年 静岡県災害対策本部内にDMAT調整本部を置くことができ、当院DMATが主体となって活動する訓練を行っている。