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リサーチ サポートセンター

最終更新日:2021年4月12日

先端医学棟5階にリサーチ サポートセンターが設置されました。
ここでは、県民の健康に寄与する臨床や疫学研究を行います。

具体的には、遺伝子解析、統計解析、検体の収集・保存・解析、県民の疾病の分析などが行われる予定です。健康長寿をめざす静岡県では病気になってからの治療のみならず、病気にならないための情報の発信がますます大切となります。

こども病院、こころの医療センターとも協働で臨床医学の支えとなる基礎的な研究から県民の健康・福祉の向上への貢献をめざします。


リサーチサポートセンター長からのごあいさつ

リサーチサポートセンター長

令和3年4月から、リサーチサポートセンター長を拝命いたしました島田俊夫です。就任にあたり一言ご挨拶申し上げます。これまではリサーチサポートセンターの1部門である臨床研究部の統括部長をやっておりました。私自身の専門は循環器(心臓)内科です。京都大学医学部附属病院、小倉記念病院、天理よろづ相談所病院、島根大学医学部附属病院、ミネソタ大学循環器内科に勤務しておりました。

静岡に来て以来、川根本町のいやしの里診療所で循環器診療に携わった経験から、無農薬緑茶パウダーの健康改善効果を茶葉の湯出しで飲むのでなく、茶葉を丸ごと利用する形で茶食/茶飲により体内に取り込む方法で健康改善・維持に大いに役立てようとの発想で、静岡県社会健康医学研究事業の支援のもと臨床研究を実施中です(3年目に突入しています)。無農薬緑茶パウダーを摂取すると便秘改善が顕著に現れます。これは緑茶のミラクル効果の氷山の一角を見ているに過ぎませんがもっと大きな成果を期待できると確信しています。簡単なキャッチフレーズ(快眠、快食、快便)は重要な緑茶パウダー効果の健康指標になりますので記憶に留めておいてください。

リサーチサポートセンター(先端医学棟5階)は静岡県民の健康寿命の延伸を実現するための臨床研究(診療の中で生じる種々疑問を研究として取り上げ、解明することで病気の改善、予防、治療に役立てる研究)を行う”臨床医学研究所”がリサーチサポートセンターだとご理解ください。
県民の皆様に寄り添った形での臨床研究を推進することこそ多くの若い医師達の心をとらえ、信頼・尊敬を勝ちとり静岡県に優秀な医師を留め置き、医療レベルを益々向上させることにつながると信じています。
静岡県を健康のユートピアとして認知してもらえるような研究を進めて参りたいと思っていますので県民の皆様のご支援・ご協力をお願い申し上げます。”淑慎館”を座右の銘として静岡県から世界に医学情報を発信することを目指します。

令和3年4月
静岡県立総合病院リサーチサポートセンター長
米国心不全学会特別正会員(FHFSA)
静岡県立大学 客員教授
島田俊夫

2019年度 日本医師会医学研究奨励賞受賞について

静岡県立総合病院 寺尾免疫研究部長(理化学研究所生命医科学研究センター ゲノム解析応用研究チーム チームリーダー)が、日本医師会医学研究奨励賞を受賞しました。
静岡県では1987年度以来の受賞となりました。

寺尾免疫研究部長は、これまで遺伝統計学・遺伝疫学的アプローチで自己免疫性疾患の病態を明らかにしてきました。遺伝統計学というのは、生命の設計図であるゲノム情報の個人差と、病気などの形質*1情報の個人差の関わりを調べる学問になります。
今回、自己免疫性疾患*2の発症に、後天的な遺伝子変化が蓄積し血液細胞を増殖させる現象(クローナルヘマトポイエーシスと呼ばれる)が関係する可能性を提唱し受賞にいたりました。
研究内容
clonal hematopoiesisに注目した自己免疫性疾患の病態解明

*1 形質:分類・形態学では,分類の基準となる形態的な要素をいう。また遺伝学においては、表現型として現れてくる要素的な遺伝的性質を形質という。
*2 自己免疫疾患(autoimmune disease)とは、本来ならば体内に入ってきた異物を認識・排除するための役割を持つ免疫系が、何らかの原因により、自身の細胞やタンパク質を異物と認識して攻撃してしまうことで症状を起こす疾患の総称。バセドウ病、1型糖尿病など

日本医師会医学研究奨励賞について

日本医師会医学研究奨励賞(Medical Research Encouragement Prize of The Japan Medical Association)は、日本医師会会員で、医学上将来性に富む研究を行っているものに授与されます。本賞は、毎年1回、基礎医学・社会医学・臨床医学を通じ、15名に授与されます。