A
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
AFP | α-フェトプロテイン | ≦10 | ng/mL | 肝細胞癌の診断と経過観察のための検査です。 |
ALB | アルブミン | 4.1~5.1 | g/dL | 総蛋白の60%を占める成分で、肝臓の働きや栄養状態を見ます。 |
ALP | アルカリフォスファターゼ | 38~113(成人) | U/L | 肝臓で作られる酵素で、肝臓障害や胆石などの影響を見ます。また、成長期や骨折後の回復期に高くなります。 |
ALT | アラニントランスアミナーゼ | 男:10~42 女:7~23 | U/L | 肝臓の細胞の中にある酵素で、肝臓の状態が敏感に反映され肝機能検査の代表とされています。 |
AMY | アミラーゼ | 44~132 | U/L | 膵臓や唾液腺の炎症がわかります。 |
APTT-S | 活性化部分トロンボプラスチン時間 | 22.3~37.1 | 秒 | 血液凝固反応を調べる検査です。手術前に検査して血液凝固反応に異常があるかを調べます。また血液凝固反応を起こす物質は肝臓で作られるため、肝臓の機能を調べる時にも検査します。その他、血栓を予防する薬(ワーファリン)の治療効果も見ます |
AST | アスパラギン酸トランスアミナーゼ | 13~30 | U/L | 肝臓の細胞の中にある酵素で、肝臓の状態が敏感に反映され肝機能検査の代表とされています。 |
AT-III | アンチトロンビンIII | 80~130 | % | 血液凝固反応を防ぐ物質で、凝固を防ぐために消費されたか、肝臓で正常に作られない場合に低値となり、血管内で凝固反応を起こしやすくなります。 |
B
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
BASO% | 好塩基球 | 0.0~2.5(成人) | % | 白血球の一種でアレルギーに関与し、血液の病気の一部で増加します。 |
B-FDP | 血中フィブリン分解産物 | <5 | μg/mL | 血管内で血栓ができた時、それを溶かす作用が働きます。その時に作りだされた物質を測定する検査です。高値の場合は血管内で凝固反応があったことがわかります。 |
BNP | ヒト脳性ナトリウム利尿ペプチド | ≦18.4 | pg/mL | 心不全の診断・経過観察に有効です。 |
BUN | 尿素窒素 | 8~20 | mg/dL | BUNとCREは体の老廃物であり、これらを尿に流す腎臓の排泄機能がわかります。 |
C
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
C3 | 補体因子C3c | 73~138 | mg/dL | 細菌感染や炎症反応に重要な働きをする成分です。自己免疫性疾患や糸球体腎炎などの可能性を推測します。 |
C4 | 補体因子C4 | 11~31 | mg/dL | 細菌感染や炎症反応に重要な働きをする成分です。自己免疫性疾患や糸球体腎炎などの可能性を推測します。 |
Ca | カルシウム | 8.8~10.1 | mg/dL | Caの99%は骨にあり血液中のCaはわずかですが、筋肉の収縮、血液凝固、神経が刺激を伝える時に重要な働きをします。これらを調節する副甲状腺や骨の病気などがわかります。 |
CA125 | 糖鎖抗原125 | ≦35.0 | U/mL | 卵巣癌の腫瘍マーカーです。 |
CA15-3 | 糖鎖抗原15-3 | ≦25.0 | U/mL | 乳癌の腫瘍マーカーですが、卵巣癌の予後をみるためにも測定します。 |
CA19-9 | 糖鎖抗原19-9 | ≦37.0 | U/mL | 膵臓癌や胆道系の癌の診断に用います。 |
CEA | 癌胎児性蛋白 | ≦5.0 | ng/mL | 腫瘍の診断や癌外科手術後の経過や再発のモニターとして検査します。 |
CH50 | 血清補体価 | 32~58 | U/mL | 細菌感染や炎症反応に重要な働きをする成分です。自己免疫性疾患や糸球体腎炎などの可能性を推測します。 |
CHE | コリンエステラーゼ | 男:240~486 女:201~421 | U/L | 肝臓の働きの具合をみることができます。 |
CHO | 総コレステロール | <220(臨床判断値) | mg/dL | 生活習慣病の予防や治療を目的として測定します。値が高くなると動脈硬化の危険性が高くなります。 |
CK | クレアチンキナーゼ | 男:59~248 女:41~153 | U/L | 心筋、筋肉、脳の中に含まれる酵素です。心筋梗塞による障害の程度がわかります。また運動などで筋肉が疲労したときにも高くなります。 |
CK-MB | クレアチンキナーゼアイソザイムMB | ≦5 | ng/mL | CKのうち心筋に由来するもので、心筋梗塞の早期診断と経過観察に用います。 |
Cl | クロール | 101~108 | mmol/L | むくみ、脱水(下痢、嘔吐など)の時の体の中の水分のバランスをあらわします。(Kの高い時は不整脈や心不全に対する注意が必要です) |
COR | コルチゾール | 3.0~19.6 | μg/dL | 副腎皮質機能に異常がないかみるために測定します。 |
CPR | C-ペプチド | 1.1~4.4 | ng/mL | インスリンの原料は膵臓でインスリンとCPRに分解されて血液中に出るので、間接的にインスリンを測定できます。 |
CRE | クレアチニン | 男:0.65~1.07 女:0.46~0.79 | mg/dL | BUNとCREは体の老廃物であり、これらを尿に流す腎臓の排泄機能がわかります。 |
CRP | C反応性蛋白 | ≦0.14 | mg/dL | 細菌感染などによる体内の炎症があるかどうかがわかります |
CYFRA | サイトケラチン19フラグメント | ≦3.5 | ng/mL | 肺癌のマーカー。特に肺扁平上皮癌に関連します。 |
D
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
DBil | 直接ビリルビン | ≦0.4 | mg/dL | 血液中の血色素が分解してできる成分で、肝臓の障害や黄疸の種類を区別するために測定します。 |
D-DIMER | Dダイマー | ≦1.0 | μg/mL | 血管内で血栓ができた時、それを溶かす作用が働きます。その時に作りだされた物質を測定する検査です。高値の場合は血管内で凝固反応があったことがわかります。 |
E
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
eGFR | 推算糸球体濾過値 | >90 | 性別、年齢、クレアチニン値から求めた換算値で、腎機能の指標です。 | |
EOSINO% | 好酸球 | 0.1~8.5(成人) | % | 白血球の一種でアレルギーに関与し、喘息、寄生虫症、蕁麻疹等で増加します。 |
F
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
Fe | 鉄 | 40~188 | μg/dL | 血清(血液の中の液体成分)の中にある鉄分です。 |
FIB | フィブリノーゲン | 200~400 | mg/dL | 血液凝固反応を調べる検査です。手術前に検査して血液凝固反応に異常があるかを調べます。また血液凝固反応を起こす物質は肝臓で作られるため、肝臓の機能を調べる時にも検査します。その他、血栓を予防する薬(ワーファリン)の治療効果も見ます。 |
FT3 | 遊離トリヨードサイロニン | 2.3~4.0 | pg/mL | バセドウ病や橋本病の診断や治療の効果をみるために測定します。FT3、FT4はT3、T4が蛋白と結合していないものです。 |
FT4 | 遊離サイロキシン | 0.90~1.70 | ng/dL | バセドウ病や橋本病の診断や治療の効果をみるために測定します。FT3、FT4はT3、T4が蛋白と結合していないものです。 |
G
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
GA% | グリコアルブミン | 11~16 | 過去2週間~1カ月の平均血糖を反映します。甲状腺機能低下症・低蛋白尿症で低値を示します。 | |
Glu | 血糖 | 空腹時:70~109(臨床判断値) | mg/dL | 血液の中にあるブドウ糖です。糖尿病のコントロールと診断に重要です。 |
H
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
Hb | 血色素 | 下記別表参照 | g/dL | 赤血球の中にあり酸素などを運び、貧血や多血症の診断など、全身状態が把握出来ます。 |
HbA1c | グリコヘモグロビンA1c | 4.6~6.2 <6.5 (臨床判断値) | % | 血液中のヘモグロビンの仲間で時間をかけてブドウ糖と結合します。赤血球の寿命(120日)と同じだけ血液中にあるため糖尿病患者の1~2ヵ月前の血糖コントロールの良し悪しをあらわします。 |
HBc抗体 | B型肝炎ウイルスコア抗体 | <1.0(-) | C.O.I | B型肝炎ウイルスに感染した時に産生される抗体で、一度感染すると消去されないため治療後も(-)になりません。 |
HBs抗原 | B型肝炎ウイルス表面抗原 | <0.001(-) | IU/mL | B型肝炎ウイルスに感染したことがあるか、感染しているか、感染していればどのような状態にあるかがわかります。 |
HBs抗体 | B型肝炎ウイルス表面抗体 | <10.0(-) | mIU/mL | B型肝炎ウイルスに感染した時に産生される抗体で、感染を防御する役割も担う抗体です。 |
HCG | ヒト絨毛性性腺刺激ホルモン | <5.0 | mIU/mL | 妊娠、子宮外妊娠の補助診断。絨毛性疾患やHCG産生腫瘍の腫瘍マーカーとして測定します。 |
Hct | ヘマトクリット | 下記別表参照 | % | 血液中の赤血球容積の割合で、貧血の有無や程度を診断します。 |
HCV抗体 | 抗C型肝炎ウイルス抗体 | <1.0(-) | C.O.I | C型肝炎ウイルスに感染しているかどうかを調べる検査で、C型急性肝炎や慢性肝疾患の診断に用います。 |
HDL-C | HDLコレステロール | ≧40 | mg/dL | 血管に貯まったコレステロールを取り除く善玉コレステロールです。低いと動脈硬化を起こしやすくなります。 |
高比重リポ蛋白コレステロール | ||||
HIV抗原抗体 | ヒト免疫不全症ウイルス抗体 | <1.0(-) | C.O.I | エイズウイルスに感染した時に産生される抗体の有無を調べる検査です。 |
HTLV抗体 | ヒトT細胞白血病ウイルス1.抗体 | <1.0(-) | C.O.I | 成人T細胞白血病ウイルスに感染した時に産生される抗体の有無を調べる検査です。 |
I
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
IgA | 免疫グロブリンA | 93~393 | mg/dL | 抗原の刺激をうけた細胞が産生する成分で感染症、腫瘍、自己免疫性疾患などの抗体の産生に異常をきたす疾患を推測します。 |
IgG | 免疫グロブリンG | 861~1747 | mg/dL | 抗原の刺激をうけた細胞が産生する成分で感染症、腫瘍、自己免疫性疾患などの抗体の産生に異常をきたす疾患を推測します。 |
IgM | 免疫グロブリンM | 男:33~183 女:50~269 | mg/dL | 抗原の刺激をうけた細胞が産生する成分で感染症、腫瘍、自己免疫性疾患などの抗体の産生に異常をきたす疾患を推測します。 |
K
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
K | カリウム | 3.6~4.8 | mmol/L | むくみ、脱水(下痢、嘔吐など)の時の体の中の水分のバランスをあらわします。(Kの高い時は不整脈や心不全に対する注意が必要です) |
KL-6 | シアル化糖鎖抗原KL-6 | 103~430 | U/mL | 間質性肺炎のマーカー。肺癌、乳癌、膵癌などの悪性腫瘍、肺結核でも高値を示す場合がある。 |
L
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
LAP | ロイシンアミノペプチターゼ | 男30~70 女24~70 | U/L | 蛋白質分解酵素で肝臓、腎臓、膵臓などの組織にあり、肝臓障害の程度がわかります。 |
LDH | 乳酸脱水素酵素 | 124~222 | U/L | 急性肝炎、肝硬変、心筋梗塞、間質性肺炎、悪性貧血、白血病や癌などの疾患の状態を他の検査とあわせて見ます。 |
LDL-C | LDLコレステロール 低比重リポ蛋白コレステロール | <120(臨床判断値) | mg/dL | 動脈硬化症の危険因子となる悪玉コレステロールです。 |
LIP | リパーゼ | 13~55 | IU/L | 膵臓より分泌される酵素で、膵炎の指標です。 |
LYMPH% | リンパ球 | 16.5~49.5(成人) | % | 白血球の一種で異物から生体を守る作用をし、ウイルス感染症等で増加します。 |
M
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
MCH | 平均赤血球血色素量 | 下記別表参照 | pg | 平均赤血球1個あたりのヘモグロビン量を表します。赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値から計算し、貧血の種類がわかります。 |
MCHC | 平均赤血球血色素濃度 | 下記別表参照 | % | 平均赤血球1個あたりのヘモグロビン濃度を表します。赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値から計算し、貧血の種類がわかります。 |
MCV | 平均赤血球容積 | 下記別表参照 | fL | 平均赤血球1個あたりの容積を表します。赤血球数、ヘモグロビン量、ヘマトクリット値から計算し、貧血の種類がわかります。 |
MONO% | 単球 | 2.0~10.0(成人) | % | 白血球の一種で体の中に侵入した病原体と戦う働きがあり、感染症、膠原病等で増加します。 |
N
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
Na | ナトリウム | 138~145 | mmol/L | むくみ、脱水(下痢、嘔吐など)の時の体の中の水分のバランスをあらわします。(Kの高い時は不整脈や心不全に対する注意が必要です) |
NEUT% | 好中球 | 38.0~74.0(成人) | % | 白血球の一種で細菌から生体を守る作用をし、感染症、炎症等で増加します。 |
NSE | 神経特異エノラーゼ | ≦12.0 | ng/mL | 肺癌のマーカー。特に小細胞肺癌に関連します。カルチノイド腫瘍や神経芽細胞腫で上昇します。 |
P
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
P | リン | 2.7~4.6 | mg/dL | Caと密接な関係があり、腎機能、内分泌の異常などが疑われる時に検査します。 |
P-AMY | 膵由来アミラーゼ | 15~50 | U/L | 膵臓より分泌される酵素で、膵炎の指標です。 |
PIVKA II | PIVKA II | <40 | mAU/mL | 肝細胞癌の診断と経過観察のための検査です。 |
PLT | 血小板数 | 15~44×104 下記別表参照 | ×104/μL | 血液を固めて止血する働きがあり、出血傾向、血液凝固性疾患の診断に用います。 |
proGRP | ガストリン放出ペプチド前駆体 | ≦81.0 | pg/mL | 肺癌のマーカー。特に小細胞肺癌に関連します。 |
PSA | 前立腺特異抗原 | ≦4.0 | ng/mL | 前立腺癌の診断や経過観察をします。 |
PT INR | プロトロンビン時間INR | ワーファリン管理域 疾患・個人によって異なる | 血液凝固反応を調べる検査です。手術前に検査して血液凝固反応に異常があるかを調べます。また血液凝固反応を起こす物質は肝臓で作られるため、肝臓の機能を調べる時にも検査します。その他、血栓を予防する薬(ワーファリン)の治療効果も見ます。 | |
PT% | プロトロンビン時間活性度 | 70~130 | % | 血液凝固反応を調べる検査です。手術前に検査して血液凝固反応に異常があるかを調べます。また血液凝固反応を起こす物質は肝臓で作られるため、肝臓の機能を調べる時にも検査します。その他、血栓を予防する薬(ワーファリン)の治療効果も見ます。 |
PTH | 副甲状腺ホルモン | 15~65 | pg/mL | 副甲状腺から分泌されるホルモンで血液中のカルシウム濃度の調節に重要な役割をしています。 |
R
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
RBC | 赤血球数 | 下記別表参照 | ×104/μL | 貧血の有無や程度を判断します。 |
RF | リウマチ因子 | <15 | IU/mL | 慢性関節リウマチの診断や治療判定に用います。 |
RPRテスト | 梅毒RPRテスト | <1.0(-) | R.U | 梅毒に感染しているか調べる検査です。時に自己免疫疾患でも陽性になることがあります。 |
S
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
SAA | 血清アミロイドA | ≦3.0 | mg/L | 細菌感染などによる体内の炎症があるかどうかがわかります |
SCC | 扁平上皮癌関連抗原 | ≦2.30 | ng/mL | 肺、子宮等にできる扁平上皮癌を診断します。 |
T
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
TBil | 総ビリルビン | 0.4~1.5 | mg/dL | 血液中の血色素が分解してできる成分で、肝臓の障害や黄疸の種類を区別するために測定します。 |
TG | 中性脂肪 | <150(臨床判断値) | mg/dL | 生活習慣病の予防や治療を目的として測定します。値が高くなると動脈硬化の危険性が高くなります。 |
Tg | サイログロブリン | ≦33.7 | ng/mL | 甲状腺で作られる糖タンパクで、甲状腺腫瘍で高くなります。 |
TIBC | 総鉄結合能 | 男:253~365 女:246~410 | μg/dL | 血清(血液の中の液体成分)の中にある鉄分です。TIBCは鉄と結合して運搬する蛋白量の総和です。 |
TP | 総蛋白(タンパク) | 6.6~8.1 | g/dL | 血清(血液の中の液体成分)に含まれる蛋白質の総和です。栄養状態や脱水状態、大量に出血した時の体の状態をみるために測定します。 |
TP抗体 | 抗トレポネーマパリダム抗体 | <1.0(-) | C.O.I | 梅毒に感染した時に産生される抗体の有無を調べる検査です。 |
TSH | 甲状腺刺激ホルモン | 0.5~5.00 | μIU/mL | TSHは下垂体から分泌されるホルモンで甲状腺ホルモンの分泌を刺激します。 |
TSHレセプター抗体 | 甲状腺刺激ホルモンレセプター抗体 | <2.0 | IU/L | バセドウ病で高くなります。 |
U
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
UA | 尿酸 | <7.0(臨床判断値) | mg/dL | 痛風の指標です。 |
W
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
WBC | 白血球数 | 下記別表参照 | ×102/μL | 体内に炎症がある時や血液疾患の時に数値の変動がみられます。 |
その他
略称 | 日本語 | 基準値 | 単位 | 説明 |
---|---|---|---|---|
γGTP | ガンマ・グルタミルトランスペプチターゼ | 男:13~64 女:9~32 | U/L | 肝臓、腎臓、膵臓などの組織にある酵素で、肝臓障害の程度がわかります。特に飲酒習慣との関連があります。 |
インスリン | インスリン | ≦18.7 | μU/mL | 血糖の調節を司るホルモンで血糖値を下げる働きがあります。分泌や働きが悪くなると血糖値が上がり糖尿病になります。 |
フェリチン | フェリチン | 男:25~280 女:10~120 | ng/mL | 鉄と結びついているタンパクで貧血の種類や悪性腫瘍の可能性を推測します。 |
赤血球沈降速度 | 血液沈降速度1時間値 | 男:2~10 女:3~15 | mm | 貧血や炎症の有無、程度などを他の検査と合わせて総合的に判断します。 |
網状赤血球 | 網状赤血球数 | 8~22 | ‰ | つくられた直後の赤血球数を調べることにより貧血の種類がわかります。 |
略称 | 単位 | 日本語名 | 1~4才 | 5~14才 | 15~成人 | |
---|---|---|---|---|---|---|
WBC | ×10²/μL | 白血球数 | 男 | 40~124 | 34~100 | 33~86 |
女 | ||||||
RBC | ×10⁴/μL | 赤血球数 | 男 | 415~520 | 435~555 | |
女 | 386~492 | |||||
Hb | g/dL | 血色素 | 男 | 10.5~14.0 | 11.9~14.5 | 13.7~16.8 |
女 | 11.6~14.8 | |||||
Hct | % | ヘマトクリット | 男 | 32.5~40.0 | 35.0~45.0 | 40.7~50.1 |
女 | 35.1~44.4 | |||||
MCV | fL | 平均赤血球容積 | 男 | 72~87 | 77~92 | 84~98 |
女 | ||||||
MCH | pg | 平均赤血球血色素量 | 男 | 24.5~30.0 | 26.0~31.5 | 27.5~33.2 |
女 | ||||||
MCHC | % | 平均赤血球血色素濃度 | 男 | 31.7~34.7 | 32.4~35.1 | 31.7~35.3 |
女 | ||||||
PLT | ×10⁴/μL | 血小板数 | 男 | 17.0~48.0 | 18.0~42.0 | 15.8~34.8 |
女 |