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看護師の特定行為研修制度

最終更新日:2024年1月31日

看護師特定行為研修とは

特定行為に関わる看護師の研修制度

保健師助産師看護師法に位置付けられた研修制度で、2015年10月から開始されています。看護師が手順書(包括指示)により特定行為を行う場合は、研修機関での履修が必要となります。

特定行為とは

実践的な理解力、思考力、及び判断力並びに高度かつ専門的な知識及び技能が必要とされる診療の補助行為で、厚労省は21区分38行為を定めています。

当院の特定行為研修修了看護師

特定行為研修

特定看護師

当院では特定行為研修修了者を「特定看護師」と呼称し、緑色のスクラブを着用して活動しています。所属部署は外科系の一般病棟やHCUで、交代勤務をしながら各病棟で勤務をしています。

カテーテル

末梢留置中心静脈カテーテル挿入中

活動の特徴

平日の日勤に1名が「特定当番」として部署業務から外れて活動をしています。主に、消化器外科医師と共に各病棟へ回診してドレーンや中心静脈カテーテルの抜去を実施しています。また、回診時にできなかった患者の処置、手術室での末梢留置型中心静脈カテーテル挿入、病棟においての動脈採血や脱水補正など、医師と連携してタイムリーに医療が提供できるよう活動しています。
当番日以外は部署の一員として病棟業務に従事し、必要があれば自部署で特定行為を実施することもあります。
活動実績(行為別実施件数)
行為名2021年度2022年度2023年度
(4~12月)
腹腔ドレーン抜去185311222
創部ドレーン抜去8313395
中心静脈カテーテル抜去6681102
脱水の補正53437
高カロリーの速度調整2618
直接動脈穿刺3075
動脈ライン挿入54
末梢留置型中心静脈カテーテル挿入1932

当院の特定行為研修

当院は2020年度に指定研修機関となり、下記の6区分8行為の研修を実施しています。
2023年度は4名が研修中です。
2024年度に新たな区分を増やす予定です。
区分行為
1.腹部ドレーン管理関連腹腔ドレーン抜去
2.創部ドレーン管理関連創部ドレーン抜去
3.栄養に係るカテーテル管理関連中心静脈カテーテル抜去
4.栄養および水分管理に係る薬剤投与関連持続点滴中の高カロリー輸液の投与量の調整
脱水症状に対する輸液による補正
5.動脈血液ガス分析関連橈骨動脈ライン確保
直接動脈穿刺法による採血
6.栄養に係るカテーテル管理関連末梢留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入

研修スケジュール
時期スケジュール
4月開講式
5~10月
(毎月6~8日間)
共通科目履修
*講義250時間 eラーニング
*演習・実習
*科目終了試験
11月~
(復修期間は区分により異なる)
区分別科目履修
*講義 eラーニング
*手技指導
*科目終了試験
*手技練習
*行為によりOSCE(実技試験)
*臨床実習 各行為5例以上経験
3月修了式(修了証交付)

研修生

研修生

e-ラーニング

e-ラーニング

手技指導

手技指導

手技1

手技練習

手技練習2

手技練習

OSCE

OSCE(実技試験)

実習

実習

研修の特徴
1)当院職員なら就業しながら勤務時間内に履修することができます。
2)消化器外科医師指導のもと当院独自の外科セット(上記表の1~4)があります。
3)共通科目履修修了者は翌年以降に別の区分別科目の追加受講が可能です。
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