コース名
老年医学コース/総合診療科
指導医
袴田 康弘
募集人数
1~2人
期間
2~3年
特色と目標
静岡県立総合病院、総合診療科/高齢者活性科では、卒後研修終了後の医師を、非常勤医師として、1~2名募集します。このコースの一般目標は、若い医師たちに、primary careを学ぶ事から初めて、最終的には高齢者のcomprehensive careに習熟してもらうことで、総合診療や老年医学におけるリーダーを育てることです。
具体的には、当科で担当診療する患者の多くが、発熱性疾患であり、原因がはっきりしない結合組織病関連疾患のことや、背景に身体あるいは高次脳機能障害を抱えた高齢者で、予備能も低下していることがみられるなど、診断学・治療学における知識を必要とされる。このような患者への対応に習熟していただき、頭書の目標に近づくことが可能になるものと考える。
研修期間中には、内科認定医、内科認定専門医、さらに、老年医学専門医の受験資格が得られます。
以下にカリキュラムを提示します。
具体的には、当科で担当診療する患者の多くが、発熱性疾患であり、原因がはっきりしない結合組織病関連疾患のことや、背景に身体あるいは高次脳機能障害を抱えた高齢者で、予備能も低下していることがみられるなど、診断学・治療学における知識を必要とされる。このような患者への対応に習熟していただき、頭書の目標に近づくことが可能になるものと考える。
研修期間中には、内科認定医、内科認定専門医、さらに、老年医学専門医の受験資格が得られます。
以下にカリキュラムを提示します。
研修項目
- 高齢者の救急医療(プライマリーケアの習得):複合疾患の救急医療は、内科疾患の中でも難易度の高いチャレンジングな診療である。
- 高齢者の総合機能評価:入院患者、外来患者の総合機能評価を習得する
- 高齢者の周術期のケア:循環呼吸機能、精神状態の評価、医療倫理を踏まえ、手術が必要な患者への対応法を習得する。
- リハビリ(リハビリテーション科での研修を含む):救急医療から引き続き、早期のリハビリを行う主治医として、リハビリをマネージメントする。
- 癌治療の研修:手術、放射線治療、化学療法、緩和医療などの基本を習得する。
- 全身疾患への対応、機能低下への対応法:複合疾患を抱える患者の優先度の高いものを重点的に、しかし、全身のケアを行うことも念頭に置き、全身を診療する。患者ごとに診療の視点を柔軟に変化させる診療姿勢を習得する。
- コモンプロブレムへの対応(外来研修で習得を目指す):高齢者が抱える多くの問題に慣れていただく。
- 精神神経疾患への対応(精神科、神経内科での研修を含む):痴呆や高齢者のうつ病、脳血管障害の評価を自身で行えることが重要である。
- 地域の慢性期療養病床、老人健康施設での診療も予定する。地域の医療施設と提携して老年医学の研修に充てる。
- 医療倫理の学習
お問い合わせ |
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袴田 康弘 静岡県立総合病院 総合診療科 〒420-8527 静岡市葵区北安東4-27-1 tel.054-247-6111 fax.054-247-6140 |