グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



当院で働きたい方

研修医からのメッセージ

最終更新日:2021年10月28日

令和2年度初期研修医からのメッセージ

初期研修医2年 小杉卓正先生

小杉先生

世のため人のため国試のため、必死に勉強した知識も使ってみなければその真の価値はわかりません。学んだことを正しく実践できる場はそう多くなく、初期研修では実践と適切なフィードバックと息抜き、バランスの取れた充実した研修先をお勧めします。

〈当院のおすすめポイント1〉
1つ目は研修環境が良いレベルでまとまっていることです。県総は静岡県中部で最も病床数が多く、高度救命救急センターや地域がん診療拠点病院として機能している大規模な基幹病院です。診療科もほぼ揃っており、志望者は県立こども病院で研修することもできます。そのため、common diseaseから希少な疾患まで経験することができます。これだけ聞くとハードな印象を受けますが、研修医は1学年20人程度と比較的多く、共用スペースで空いた時間には真面目な話も不真面目な話もでき、ストレスを溜め込みません。また、在籍する医師の数が多いため研修医に過剰な仕事量を求められないのもポイントで、当直や研修で診療した患者さんについてしっかりと勉強しなおす時間をとることができます。

〈おすすめポイントその2〉
2つ目は当直体制が整っていることです。県総では救急医が常に院内に居ます。そのため三次救急で搬送されるような重症患者を専門医の正しい指導の下診療することができ、二次救急病院や救急医のいない病院では積むのが難しい経験を得ることができます。また、walk inやその他救急車の患者をfirst touchし、検査・診断・治療・専門医への相談をすることが求められます。ですが、研修医の数が多いため時間に窮迫することは殆どなく、乱雑な診療になることはありません。これらの経験は今後医師をやっていく上で非常に重要になると感じています。

〈おすすめポイントその3〉
3つ目は支援が充実しているところです。希望者はUCLAで1カ月の研修を行うことができますし、off-the-job-trainingや 学会の費用も捻出してくれます。また、専任の講師のもと医療英語の講座を無料で受講することも可能です。手技に関してはMSCという専用のスペースに非常に多くの練習用機器が揃っていますし、知識に関しては基礎臨床講座という専門医による講義や研修医同士の勉強会も行われています。勿論参加は自身のできる範囲で、ですので自身のペースで勉強する環境が整っています。

【医学生へのメッセージ】
実際に見て、話を聞いてみないと上述したことの価値はおろか、真偽もわかりませんよね。自分が研修病院に求めることを確認し、是非一度見学に来ることをお勧めします。

写真1

写真2

初期研修医2年 吉原美沙子先生

吉原先生写真

はじめまして。初期研修医2年目の吉原美沙子と申します。きっと初期研修先でお悩みの方も多いかと思います。今回は私がなぜ当院を選んだのか、そして当院の特徴について、最後に学生の皆様へのメッセージをお伝えしたいと思います。

<当院を選んだ理由>
私は大学5年生の時、3次救急の市中病院という観点で病院探しをしておりました。レジナビに何度か足を運び5年生の夏休みと春休みに合計5施設病院見学に行きました。しかし見学した病院はいずれも救急がある程度忙しく、研修医がファーストタッチで実力がつくというのが特徴で、どこも同じように見えてしまい絶対ここに行きたいという病院は見つかりませんでした。そこで選択基準をもう一つ増やすことにしました。それは海外留学です。レジナビブックの全ページを読み漁り初期研修中に海外留学制度がある病院を探しました。そして、静岡県立総合病院では希望者は全員UCLAに1か月間留学できるという情報を手に入れ、興味を持ちました。偶然、私の大学から当院に選択実習の機会があり、循環器内科で1か月実習をしました。急性心筋梗塞などの緊急症例が多く、TAVIなど最新の治療を行っており毎日学ぶことばかりで1か月を終える頃にはここに就職しようと決めていました。さらに当時の研修医の先生方にも親切にしていただき、静岡という環境にもすっかり慣れ親しみました。

<当院の特徴>
次に当院の特徴についてお話します。当院は病床数712床、手術室22室を備えた静岡県中部の中核病院で最先端の医療を実践しています。ほぼすべての診療科が揃っていながら、こども病院・こころの医療センター・がんセンター・UCLA・地域研修など外病院も含めローテーションの選択肢が広いことが特徴です。研修医は2学年で40名程度と多いですが症例数も多いため手技や症例の取り合いにならず経験を積むことができます。当院は高度救命救急センターの指定を受けており多発外傷やCPAの初期対応も数多く経験でき、時にはドクターカーの要請に応じ出動する機会もあります。このように充実した研修生活を送れる環境が整っており大学病院と市中病院の良いとこ取りのような病院だと感じています。専門研修プログラムも充実しており、初期研修修了後3年目以降もそのまま当院で後期研修を行う先輩方も多くいます。

<最後に>
知らない環境に身を置く、新しいスタートを切るというのは誰しも不安なことです。当院にはアドバイスをくれる先輩方と不安を共有し一緒に高め合える仲間がいます。少しでも興味を持ってくださったのであれば静岡県立総合病院を‘全く知らない’から‘少し知っている’に変えるために見学や説明会に参加してもらいたいと思います。オンライン説明会等も企画しておりますのでお気軽に連絡をいただけると嬉しいです。

手技1

手技2

令和元年度初期研修医修了医師からのメッセージ

後期研修医(内科プログラム専攻) 澤部 史一 先生

澤部先生

〈医学生へメッセージ〉
はじめまして。卒後3年目で糖尿病・内分泌内科で研修させていただいている澤部史一と申します。県総で二年間初期研修医として研修させていただき、その後もお世話になっています。このページを見ているということは、おそらく医学部生、そしておそらく静岡県立総合病院が初期臨床研修病院と知って調べているといったところでしょう。このページを書いているときにすでに初期研修医ではなくなっている私ですが、そんな方々に当院、県総の魅力を見学ばかりでなく知ってもらいたいと思います。

〈当院を研修生として選んだ理由は?〉
初期研修を行う病院としてよく聞く希望としては、救急が活発で多くの診療科がありさらに症例も豊富、指導が十分で手技もできるということがあると思います。県総は高度救命救急センターに指定され、ほとんどの診療科が存在しそれぞれ県内の東部寄りをカバーしているため症例も豊富です。ドクターヘリも来るし、ドクターカー要請があれば研修医も同乗します。どんなに重症そうであってもfirst touchを行うことができ、当直帯であってもその日担当する救急科医師や専門医にすぐに相談ができます。救急の先生方はみんな優しく見守っていてくれるので、とても心強く、自分でできる限りのことはどんどんとすることができます。救急科かっこいい!そう思わせてくれるような経験ができます。

〈今後の目標は?〉
私も3年目でそろそろ相談を受ける側になっていきますが、今までの先輩たちと同じように研修医からでも相談しやすいような環境にしていきたいと思っています。
その他の科の研修でも医師の数が多く、研修医が失敗しかけてもフォローをしてくれる先生が多くいるので、様々な手技を行うことができると思います。研修医が多いとはいえ、患者数も多いので特に症例を取り合うといった感じもありません。また、基本的に急性期については最後まで当院で見ることができるため、転院してしまってどのような結果になったかわからないということがほぼないのも勉強になると思います。

〈初期研修医を修了して感じたことは?〉
研修医は各学年20人程度。人数が多い分大学もばらばらで豊富な人材がそろっていて、話すにも飽きず、相談するにも不足しません。上下合わせて3学年、つまり60人近くの研修医と交わることができるため、実に心強いと思います。大学病院とのたすき掛けの研修医もいて、まさに多種多様な人材にあふれています。みんな忙しいような時期であっても誰かしらは医局にいるというのは、気分転換に話したり知識を共有することができてとてもプラスになったと思います。

〈最後に・・・〉
実際に見てもらえたら一番ですが、見てもらえなくても雰囲気が伝われば幸いです。こんな私でも残らせてくれるといった優しい環境でもあり、どんな人でも何かしらフィットする環境だと思うので、ぜひ候補にしてもらえたうれしいです!

写真1

写真2