グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



病院概要
ホーム  > 病院概要  > 先端医学棟

先端医学棟

最終更新日:2024年2月6日

全景写真

院長からのごあいさつ

院長からのごあいさつ

静岡県立総合病院は、昭和58年2月に開設されました。その後の医学の著しい進歩に伴い、最新の医療を県民の皆様に提供するために、北館、PETイメージングセンター、循環器病センターを増築してまいりました。しかし、 12の手術室、放射線治療3室は、開院当初の建物内にあり、最新鋭の医療機器に十分には対応できなくなっていました。更に、我が国の急激な人口構成の変化により、従来からの医療の充実に加えて、予防医学、発症前診断、治療といった健康維持の分野に、病院も積極的に参加することが必要となってきました。こうした諸問題を解決するために、先端医学棟の建設に着手し、平成29年7月に先端医学棟の竣工を迎えました。
1階には、最新鋭の大型放射線機器に対応できる放射線治療室4室を備え、より正確な定位照射が可能な最新のCTリニアックが導入され、回転型強度変調放射線治療(VMAT)も可能となります。
2階には、各種の高度なシミュレーターを導入し、医療スタッフや学生のトレーニング、講習が可能なメディカルスキルアップセンターを設置します。同時に、静岡県が推進する「ふじのくにバーチャルメディカルカレッジ」にも対応します。
3階、4階は、県内最大となる22の手術室が設置され、各手術室は、十分な面積を有しています。高度な画像診断による精密で正確な手術ができる3種類(MR I 、CT、血管造影)のハイブリッド手術室のほか、内視鏡手術室やロボット支援手術室を整備するなど、最新鋭の手術機材を使った高度な手術が安全に行われるよう配慮しています。
また、4階には手術室に隣接した、術後ハイケアユニット(HCU)を20床備えています。
5階には、医療関係者の臨床研究を支援するための「リサーチ サポートセンター」を開設します。医療機関に勤務する医師が診療しながら研究を続けられる環境を整備し、静岡県の医療水準の向上と医師確保を図ります。
建物は5階建てで、6階建ての既存棟とほぼ同じ高さですが、既存棟を結ぶ1階・2階・3階の連絡通路は、患者搬送の安全性を最大限に考慮し、フラットな通路を実現しています。
この先端医学棟の完成により、患者さんをはじめ、県内の医療機関の皆様のご要望にお応えしながら、より質の高い医療を提供していけるものと確信しております。


静岡県立総合病院
院長 小西 靖彦

先端医学棟紹介動画