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病院概要
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院長挨拶

院長写真

この度は静岡県立総合病院のホームページを閲覧していただき有難うございます。職員を代表してご挨拶申し上げます。

当院の使命は、高度・専門・特殊医療及び急性期医療の分野において第一級の病院であること、及び地域医療確保の支援を行うことです。
平成29年9月に、高度急性期を担う病院機能を充実させるべく、手術室22室、放射線治療室4室を含む先端医学棟をオープンしました。放射線治療室は、最新の治療機器に対応する遮蔽能力とスペースを備えており、手術室の中には、アンギオ、CT、MRの3種類のハイブリッド手術室が完備され、内視鏡手術に特化した手術室5室及びロボット手術専用室2室を確保しています。平成30年12月には産婦人科病棟、令和元年8月には無菌病棟がリニューアルオープンいたしました。産婦人科病棟は落ち着いた雰囲気の病棟で出産、入院等していただくことができます。また、無菌病棟は病棟全体がクリーンルームとなっており療養環境の向上が期待できます。

研究面においては、平成31年3月に、リサーチサポートセンターだけではなく、病院内の直接医療に携わるほぼ全ての部署が文部科学省より科研費研究機関として指定されましたが、これは病院全体として医学研究の推進に取り組んでいることが国によって高く評価されたものと自負しております。
さらに、令和2年1月、静岡県立病院機構が慶應義塾大学大学院医学研究科と連携協力に関する協定を締結しました。当院で勤務する医師がリサーチサポートセンターで研究しながら博士号を取得することが可能となりました。

当院は引き続き、最先端の医療を安全に県民の皆様に提供するために、循環器医療、がん医療、救急医療を運営の3本柱として、全国でもトップクラスの医療を目指して参ります。しかし、静岡県の人口当たりの常勤換算医師数は全国46位で、医師の働き方改革に対応することは際めて困難です。特に、勤務医師不足が顕著な清水区、独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)桜ヶ丘病院の医師確保を目的に、当院と独立行政法人地域医療機能推進機構(JCHO)桜ヶ丘病院と地域医療連携推進法人「ふじのくに社会健康医療連合」を令和3年4月に設立しました。また、医師の人材育成や県医師修学研修資金被貸与者の配置調整に連携して取り組むため、6月には新たに公立大学法人静岡社会健康医学大学院大学もこの法人に加わりました。
今後とも、当院の理念である「信頼し安心できる質の高い全人的医療」に向かって、職員一同、一致協力して取り組んでまいりますので、県民の皆様のより一層の御理解、御支援の程、よろしくお願い申し上げます。

静岡県立総合病院
院長 小西 靖彦