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位置的頭蓋変形症(寝ぐせ)に対するヘルメット療法

最終更新日:2019年4月3日

ヘルメット療法

位置的頭蓋変形症とは、いわゆる”寝ぐせ”と呼ばれる状態であり、あたまの変形により頭位性斜頭症・頭位性短頭症・頭位性長頭症・後頭部扁平などに分けられます。位置的頭蓋変形は、子宮内、分娩や生後の影響による頭蓋変形であり、手術の対象となる頭蓋縫合早期癒合は認めません。 そのために積極的な治療は行われてきませんでした。欧米で、1992年に乳児突然死の予防としてうつぶせ寝が禁止された影響で、後頭部頭蓋変形を認める乳児が増加しています。生後数カ月の寝かせ方等の工夫により、ある程度の改善は見込めますが、生後3カ月以降の乳児については、ヘルメット装着により頭の形状を矯正する方法があります。 4~8ヶ月の修正月齢の頃がよい適応であり、12ヶ月を過ぎると治療効果は薄くなります。日本では保険適応となっていないため、自由診療となりますが、ご希望がありましたらお問い合わせください。