一般検査室では、血液以外のものすべてを対象に検査をしています。
主な仕事は次のようなことですが、指定以外の材料、指定以外の検査も必要に応じて実施しています。
尿検査
尿には代謝の産物・塩類・電解質など多くの物質が含まれています。
それらの量・質的変化や、健常人では出現しないものを検査することで、体の異常や病態を知ることができます。
それらの量・質的変化や、健常人では出現しないものを検査することで、体の異常や病態を知ることができます。
- 尿半定量検査、尿沈渣(鏡検法、機械法)、浸透圧
- 蓄尿検査(クレアチニンクリアランス, TP, Glu, Ca, UA)
- 尿生化学検査(Na, K, Cl, P, Ca, Mg, AMY, LDH, γ-GTP, β2-MG, UN, Cre, UA, Glu, IgG, T-Bil, Fe, Zn ,NAG,TP)
- メコニウムインデックス、妊娠反応検査、尿中薬物検出
髄液検査
髄液は血液より作られ、脳室、脊椎、くも膜下腔を満たしています。
主な役割は中枢神経の保護、恒常性の維持、老廃物の処理などです。
髄液は中枢神経系に接しているため、その病態を反映します。
このため、髄液を検査することで中枢神経系の異常や病態を知ることができます。
主な役割は中枢神経の保護、恒常性の維持、老廃物の処理などです。
髄液は中枢神経系に接しているため、その病態を反映します。
このため、髄液を検査することで中枢神経系の異常や病態を知ることができます。
- 細胞数、細胞分画、比重
- 髄液生化学検査(TP, Glu, LD, IgG)
体液検査
体液とは体腔に貯留している液のことです。
体腔には胸腔・腹腔・頭蓋腔などがあり、体液は内部の動きが円滑になるよう働いています。
しかし、腔壁の障害や炎症で多量の液が溜まることがあり、これらを検査することで異常や病態を知ることができます。
体腔には胸腔・腹腔・頭蓋腔などがあり、体液は内部の動きが円滑になるよう働いています。
しかし、腔壁の障害や炎症で多量の液が溜まることがあり、これらを検査することで異常や病態を知ることができます。
- 細胞数、細胞分画、比重、浸透圧、好酸球数
- 体液生化学検査(TP, Glu, LD, CK, AMY, UN , Na, K, Cl, P, Ca, TG, TC)
糞便検査
- 潜血反応(免疫法)
- ビリルビン・ウロビリノーゲン
- 還元糖、デンプン、脂肪(ズダン3,ナイル青)
- 便中好酸球、pH
胆汁検査
- 沈渣
- 胆汁生化学検査(T-Bil, D-Bil, AMY)
穿刺液検査
- 細胞数、細胞分画、比重