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診療内容

最終更新日:2014年12月18日

こども病院の歯科は、一般の歯科医院で治療の難しい病気や障害を持つお子さんを対象としています。


主な対象疾患

主に受診される患者さんは、次のような病気や障害を持つお子さんです。
  • 心疾患や血液疾患などにより、医学的な管理が必要であるなど、病院内での歯科治療が望ましい患者さん
  • 脳性麻痺・精神発達遅滞・自閉症など、治療中にじっとしていることや、口を開けることが難しい患者さん
  • 唇顎口蓋裂の患者さん
  • お口の機能(哺乳、摂食、言語)に何らかの問題がある患者さん

歯科外来のご紹介

障害者歯科診療

歯科では、一般歯科で診療困難な、脳性麻痺、自閉症、知的障害児や各種症候群児等、様々な発達に障害のある小児に対して、それぞれの障害特性や発達状態に配慮した歯科診療を行っています。
地域の歯科医院で診療できる様に、歯科診療場面に適応できるように、行動の学習を行い、地域の歯科医院へ逆紹介を行っています。
また、医療的ケアを行っている重度、超重度障害児の口腔管理を行い、口腔ケア、発達・生活の支援を行っています。

有病者歯科診療

当院各科で診ている様々な重度疾患、心疾患、未熟児、血液疾患、小児がん、腎疾患、自己免疫疾患、免疫不全、臓器移植等、院内各科の疾患を各科と連携して、病態を考慮した歯科診療を行っています。

唇顎口蓋裂診療

唇顎口蓋裂診療班は、県下発生の唇顎口蓋裂児の約2/3の小児を管理ており、静岡県の口蓋裂センターとして機能しています。出生直後より、形成外科、言語、及び院内各科と協力し、言語発達フォローや、唇顎口蓋裂矯正を含め、一貫した総合治療を行っています。
特に矯正治療は、乳歯列期より顎の発育を促進して、下顎骨骨切術を行わずに、矯正治療を行っています。形成外科と連携し、顎裂骨移植を行い、顎裂移植部へ歯を移動して、なるべく人工歯を使用しない治療を行っています。
  • 口蓋裂矯正外来(第2水曜日、第2第4月曜日)

哺乳・摂食の診療

未熟児や口蓋裂等、哺乳障害児の哺乳指導・訓練、脳性麻痺等、摂食機能障害児への離乳食指導・相談や、摂食機能訓練、哺乳瓶・経管・胃瘻依存拒食症など様々な摂食の障害や問題に対応しています。
摂食外来では、多職種(医師、歯科医師、看護師、歯科衛生士、作業療法士、栄養士)が一同に会して、チームアプローチを行い、食事に対する多角的、総合的な指導相談を行っています。

チーム医療

歯科では、摂食外来(第2金曜日)、血友病外来(第2木曜日午後)、小児がん長期フォロー外来(第4水曜日午後)、口蓋裂外来(月曜日)等のチーム医療を通して、院内各科と連携して治療を行っています。