グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



診療科
ホーム  >  診療科  > 小児外科  > 診療の特徴  > HFO人工呼吸器による治療

HFO人工呼吸器による治療

最終更新日:2014年12月14日

高頻度振動換気法

(High Frequency Oscillation;HFO)


HFO人工呼吸器

通常の人工呼吸器は、通常の呼吸数と同程度の回数の陽圧をかけて換気を行わせる方式ですが、このHFOは一定の気道圧を中心に少量のガスを高頻度(15~20Hz程度)に出し入れすることによって換気を行う方法です。

同じ平均気道内圧でも、従来型の人工呼吸法より最高気道内圧が低く抑えられ、人口呼吸による気道損傷の危険が低減すること、平均気道内圧と1回駆出量(stroke volume)を独立して設定でき、患者のPaO2とPaCO2をある程度独立して調節することが可能です(新生児横隔膜ヘルニアや気胸、IRDS合併例などで従来型の人工呼吸器での換気が不十分な症例に有効です)。