グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



部門紹介
ホーム  > 部門紹介  > 在宅医療支援部

在宅医療支援部

最終更新日:2019年10月1日
在宅医療支援部には「医師」・「看護師」・「作業療法士」・「精神保健福祉士」・「臨床心理士」という、5つの職種から構成されるスタッフが配置されています。其々の職種がその特性を生かしながら協力することは勿論のことですが、必要に応じて外来や病棟の看護師、時には薬剤室や栄養管理室とも連携します。チームとして医療やサービスの提供を行っている在宅医療支援部は、「チームプレーを身上とする、多職種混成部隊」と言えます。このような在宅医療支援部に求められる役割は、相談・準備・支援の3つに集約されます。具体的には、入院中の患者さんが円滑に退院後の生活に移行できるよう、通院中の患者さんが安定した地域での生活を維持できるよう、不安や困りごとの相談に応じて、その解決法を提示するだけでなく、必要な準備のお手伝いや支援をすることです。

さて、「2→5」、「2→7」、「4→8」、「3→5」皆さんにはこれらの数字の意味がお分かりでしょうか?実はこれは、当センターにおける訪問看護師、作業療法士、精神保健福祉士、臨床心理士のそれぞれがこの5年間に増員された内訳を並べたものです。こころの医療センターが時代のニーズに応える精神医療に取り組むことで、在宅医療支援部にもより一層の機能の充実が求められていることの表れと言えるでしょう。具体的には、救急病棟や司法病棟におけるケースマネジメントに関わることや、患者さんの地域生活を支えるためのACTに代表されるアウトリーチサービスの拡充などが挙げられます。当然、われわれはこれらの期待に応えるべく、日々努力をしていかなければなりません。

「one for all, all for one」。フランス文学の一節に由来するこの有名な言葉は、ラガーマンに求められるチームスピリットの代名詞として引き合いに出されることが多いのですが、われわれ在宅医療支援部のお仕事にもまさにこのマインドが流れています。「一人のスタッフはチームが機能するための貢献を」・「全てのチームは患者さんの幸せこそを目指す」、精神科医療におけるチームスピリットを部員全員が忘れずに、これからも業務に取り組んでいきたいと願っています。

在宅医療支援部長 大橋 裕