グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



診療科
ホーム  > 診療科  > 脳神経外科  > 診療実績・医療の取り組み

診療実績・医療の取り組み

最終更新日:2016年12月26日

平成26年度

入院件数は547件(前年度562件)、手術件数は414件(前年度450件)と、前年度よりもやや減少した。内訳としては、開頭・穿頭手術 180件、脊椎手術 150件、脳血管内治療 40件と、開設以来の当科の特徴である「脳直達手術に偏らない脳神経外科」としての診療内容が維持された。入院件数に対する手術件数の割合は75%強と非常に高いレベルを維持し、外科診療科としても望ましい診療内容であった。
脳卒中診療では、直達手術、血管内治療という2本の柱を症例に応じて選択できる、理想的な診療体制が維持された。従来予定手術中心であった脳内視鏡システムについては、緊急での対応ができるように機器整備を進め、主に脳内出血の症例に適用した。
脳腫瘍治療の専門化・高度化は、当院のがん拠点病院としての医療提供の点からも重要な項目であり、建設中の先端医学棟新手術室の機能がもっとも発揮される診療分野でもある。この診療の核となるナビゲーションシステム、電気的モニタリングシステムを用いた安全な脳腫瘍摘出術は、既に日常的に行われる状態となった。今後とも、質的、量的な向上を持続させ、新棟手術室での術中CT、MRI検査とスムースに連動できるように経験を重ねたい。
脳腫瘍診断に極めて有用でありながら未だ保険収載されていないメチオニンPET検査について、当院PETセンターの全面的な協力で、平成26年度中から院内症例での検査を開始した。特別なトラブルなくこれまでに30例弱の症例を経験し、非腫瘍性疾患や脳腫瘍放射線治療後壊死などとの鑑別に有用であった。低悪性度神経膠腫の診断には必須の検査であり、新棟手術室、特にMRI手術室を有効に利用するためには、この神経膠腫症例の診療数を伸ばす必要がある。その意味でも、今後とも継続的に検査が遂行できる環境を整えたい。
専門医スタッフは1名減少したが、京都大学脳神経外科教室からの専攻医(後期研修医)は継続して派遣され、4 – 9月の半年間は2名の臨時赴任にもご配慮いただいた。短い期間ながら激務ではあったと思われるが、我々スタッフも大いに刺激を受け、診療の大きな力となってくれた。

主要手術件数の年次経過

平成23年平成24年平成25年平成26年平成27年
脳動脈瘤ネッククリッピング術(破裂瘤)2216121813
脳動脈瘤ネッククリッピング術(未破裂瘤)1322151813
頸動脈内膜切除術171171010
血管内手術(カテーテル手術)118164240
脳腫瘍摘出術(開頭)2524363032
経蝶形骨洞手術93958
変形性脊椎症・靱帯骨化症手術654673122142
脊椎・脊髄腫瘍摘出術61246
水頭症シャント手術1218262512
慢性硬膜下血腫洗浄術7251565948