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診療実績・医療の取り組み

最終更新日:2018年5月29日

平成28年度

入院件数は539件と前年度とほぼ同等であったが、手術件数は381件と前年比で30件弱減少した。内訳としては、開頭・穿頭手術 180件、脊椎手術 150件、脳血管内治療 30件と、これまでどおり「脳直達手術に偏らない多分野にわたる脳神経外科」の特徴が保たれた。緊急手術率は34。4%であった。
脳卒中診療では、それぞれの専門医により、直達手術、血管内治療という2本の柱を症例に応じて選択できる診療体制が維持された。脳動脈瘤、頭蓋内出血等に対する直達手術は例年どおりの手術件数、診療実績が維持された。血管内治療についても同様で、平成27年度から軌道に乗った脳主幹動脈閉塞に対する超急性期カテーテル治療も7例で行われ、良好な成績であった。
脳腫瘍治療の専門化・高度化は、当院のがん拠点病院としての医療提供の点からも重要な項目であり、建設中の先端医学棟新手術室の機能がもっとも発揮される診療分野でもある。この診療の核となるナビゲーションシステム、電気的モニタリングシステムを用いた安全な脳腫瘍摘出術は、例年どおり日常的に行われた。今後とも、質的、量的な向上を持続させ、新棟手術室での術中CT、MRI検査とスムースに連動できるように経験を重ねたい。
脳腫瘍診断に極めて有用でありながら未だ保険収載されていないメチオニンPET検査についても、当院PETセンターの全面的な協力で検査施行が維持され、年15例程度行われた。今後とも継続的に検査が遂行できる環境を整えたい。
脊髄・脊椎手術は約150例行われた。以前から行われてきた非常に低侵襲の頸椎脊柱管拡大術を始めとして、脊髄・脊椎分野に限定しても変性疾患から腫瘍、血管障害まで、多岐にわたる診療内容であった。 「神経」系の外科診療科として脊髄や末梢神経もその診療領域に含める という当科開設以来の特筆すべき特徴の一つであり、診療の柱として維持していきたい。
スタッフ状況としては、平成29年1月から芝田純也先生が医長として赴任された。脳磁図を中心とした脳機能分野での留学後の着任であり、機能的脳神経外科やてんかんなど、これまで当院には専門スタッフの存在しなかった脳神経外科フィールドでの活躍が期待される。

主要手術件数の年次経過

平成24年平成25年平成26年平成27年平成28年
脳動脈瘤ネッククリッピング術
(破裂瘤)
1612181317
脳動脈瘤ネッククリッピング術
(未破裂瘤)
2215181316
頸動脈内膜切除術11710104
血管内手術
(カテーテル手術)
816424032
脳腫瘍摘出術(開頭)2436303230
経蝶形骨洞手術39583
変形性脊椎症・靱帯骨化症手術4673122142146
脊椎・脊髄腫瘍摘出術12465
水頭症シャント手術1826251216
慢性硬膜下血腫洗浄術5156594834