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総合診療科 実績・成績



2024年から2025年

① 乳幼児〜思春期(心身相関・発達特性)

幅広い年齢層における心身相関・発達特性の診療
乳幼児の哺乳不良・偏食から、思春期の不登校や身体症状まで、幅広い年齢層の健康課題に対応しています。身体症状の背景にある発達特性や心理的ストレスを含めて包括的に診療し、必要に応じて「こころの診療科」等と連携します。

摂食障害・偏食外来・ARFID

外来患者 診断内訳(全52件)

【外来患者 診断内訳】のグラフ。詳細の数値は以下です。

摂食障害 20件
嘔吐恐怖 5件
経口摂取不良 4件
ARFID・回避性 6件
偏食 2件
哺乳不良 4件
その他 11件

回避・制限性食物摂取症 (ARFID) とは

「太るのが怖い(ボディイメージの障害)」ではなく、「食感が苦手」「飲み込むのが怖い」「興味がない」といった理由で食事が摂れず、栄養障害や体重減少をきたす状態です。当科では器質的疾患の除外をしっかりと行い、発達特性に配慮した調整を行います。

神経性やせ症 (Anorexia Nervosa)

いわゆる「拒食症」です。当科で全身管理・栄養療法を行いつつ、こころの診療科(児童精神科)と併診し、心と身体の両面からサポートする体制をとっています。

発達特性との関連

当科を受診する患者さんの多くに、自閉スペクトラム症(ASD)などの発達特性が背景に見られます。個々の特性に応じたアプローチを重視しています。

思春期の機能性疾患・心身症

慢性腹痛 紹介元内訳(全28件)

【慢性腹痛 紹介元内訳】のグラフ。詳細の数値は以下です。

救急(ER) 3件
地域クリニック 16件
こころの診療科 3件
他病院 6件
院内他科 1件

慢性腹痛・過敏性腸症候群 (IBS)

登校時の腹痛や、便秘・下痢の反復に対し、器質的疾患を除外した上で治療介入します。生活リズムの調整や心理的アプローチを併用します。

起立性調節障害 (OD)

必要な検査を行い他診療科と連携しつつ、学校生活の調整や、水分・塩分摂取などの非薬物療法を中心とした生活指導を行います。

慢性頭痛・片頭痛

生活リズムの乱れに伴う頭痛や片頭痛に対し、予防内服の導入や、頭痛ダイアリーを用いた生活管理を行います。

周期性嘔吐症

特定の周期やストレスで激しい嘔吐を繰り返す症状に対し、片頭痛の関連や発達特性を考慮した予防内服を行い、症状の緩和を目指します。

② 在宅・入院管理(呼吸評価・医ケア児支援)

軽症から重症まで重症児・医ケア児の包括的管理
軽症の呼吸器症状の評価から、人工呼吸器や気管切開を要するお子さんの高度な医療的ケアまで、幅広い重症度の入院・在宅生活を支えています。

呼吸機能評価入院 年度別件数推移

【呼吸機能評価入院 年度別件数推移】のグラフ。詳細の数値は以下です。

2022年度 6件
2023年度 21件
2024年度 24件
2025年度 33件

評価内容の内訳(全84件)

【評価内容の内訳】のグラフ。詳細の数値は以下です。

CO2モニタリングのみ 26件
気管支鏡のみ 26件
CO2+気管支鏡 23件
CO2+SAS 6件
その他複合 3件

呼吸機能評価入院・調整

定期的に入院し、成長に伴う呼吸状態の変化を評価します。
気管支鏡(ファイバー)検査やCO2モニタリングを用いて、きめ細やかな設定調整を行っています。
  • 気管支鏡検査:喉頭軟化症・気管軟化症等の診断
  • CO2モニタリング:換気状態の客観的評価
  • 主な介入:在宅人工呼吸器・NPPV・カフアシストの導入や調整

包括的な在宅移行支援

気管切開後や人工呼吸器導入後、ご自宅で安心して生活できるよう、地域の訪問診療医や訪問看護ステーションと連携し、軽症から重症まで状態に合わせた退院調整を行っています。

③ 総合診療及び全身管理

一般小児の疾患精査からICU退室後の全身管理まで
地域のクリニックから紹介される「診断がつかない症状」の精査から、院内の各専門科と連携した「ICU(集中治療室)退室後の全身管理」まで、病院内外のハブとして機能しています。

月別 院内依頼件数推移

(2024年11月から2026年03月)

【月別 院内依頼件数推移】のグラフ。詳細の数値は以下です。

2024年11月 35件
2024年12月 28件
2025年1月 29件
2025年2月 18件
2025年3月 22件
2025年4月 38件
2025年5月 43件
2025年6月 37件
2025年7月 45件
2025年8月 53件
2025年9月 48件
2025年10月 30件
2025年11月 40件
2025年12月 53件
2026年1月 35件
2026年2月 28件
2026年3月 10件

依頼・診療内容カテゴリー内訳 (全593件)

【依頼・診療内容カテゴリー内訳】のグラフ。詳細の数値は以下です。

感染症・院内感染制御 189件
疾患精査(不明熱・喘鳴等) 64件
ICU退室後・全身管理 63件
薬剤・中毒・社会的課題 50件
処置・その他複合 227件

一般小児の疾患精査

「乳児喘鳴」「体重増加不良」「不明熱」「慢性全身症状」など、単一の専門科では対応が難しい領域の診断を行っています。

集中治療後・全身管理

集中治療科や外科などからの依頼を受け、基礎疾患のない小児のICU退室後管理や、医療的ケア児の回復期管理に対応しています。

④ 地域連携(多職種カンファレンス・面談)

カンファレンス等を通じた教育・福祉・行政との連携
医療機関の中だけで完結せず、教育・福祉・行政など地域の多様な専門職をつなぐハブとして、積極的に院外との連携を図り、子どもと家族の生活を支えるネットワークを構築しています。

月別 地域連携件数推移

【月別 地域連携件数推移】のグラフ。詳細の数値は以下です。

2024年4月 1件
2024年5月 3件
2024年6月 7件
2024年7月 4件
2024年8月 4件
2024年9月 5件
2024年10月 3件
2024年11月 7件
2024年12月 5件
2025年1月 7件
2025年2月 4件
2025年3月 3件
2025年4月 2件
2025年5月 2件
2025年6月 4件
2025年7月 4件
2025年8月 2件
2025年9月 5件
2025年10月 8件
2025年11月 8件
2025年12月 3件
2026年1月 3件
2026年2月 5件

連携施設種別の内訳(延べ件数)

【連携施設種別の内訳】のグラフ。詳細の数値は以下です。

相談支援・福祉 39件
児童相談所 38件
医療機関 32件
訪問看護 32件
行政機関 27件
教育機関・保育園 12件

チーム医療の推進と社会参加への支援

児童相談所や行政の支援課、相談支援事業所、訪問看護ステーション、学校・こども園など、多岐にわたる機関と定期的にカンファレンスや面談を実施しています。

1. 医療的ケア児の地域移行
退院に向けて訪問看護や行政と支援体制を構築します。

2. 社会的課題への対応
児童相談所等と連携し、安全な生活環境の調整を図ります。

3. 就学・登園支援
学校やこども園と情報共有し、集団生活での配慮事項を相談します。
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