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連携安心システムのご紹介

最終更新日:2024年2月28日

葵カードについて

(1) 葵カードとは

かかりつけ医である診療所と病院の間で、患者さんの診療情報を共有しておき、急変時に速やかで適切な医療を提供できるようにするためのもので、これにより、患者さんに安心して療養していただけるようになります。また、葵カード発行により、病院とかかりつけ医である診療所の長所を生かした機能分担(病診連携)が一層明確化されます。

静岡市静岡医師会とは平成17年12月1日から、静岡市清水医師会とは平成18年7月1日から運用を開始しています。

(2) 発行の条件は

生活習慣病、狭心症、がん等の慢性疾患で、病状は安定しているが経過の中で急変がありうる患者さんに対して、病院又は診療所で患者さんの同意を得て発行するとともに、患者さんの診療情報を交互に共有します。(病院では診療所に逆紹介する際に発行します。)

(3) 患者さんのメリットは

病院で通院加療を続けている患者さんを診療所へ紹介する際に、患者さんには急変時に、すぐに病院で診てもらえるだろうかという心配があります。また、診療所で加療している患者さんも、急変時にいきなり病院で診てもらえるだろうかという心配があります。

このような心配を取り除くために、葵カードを発行して、患者さんに安心して療養いただけるようにと考えました。さらに、病院と診療所の間で、患者さんの診療情報を共有しておくため、速やかで適切な医療が提供できるようになります。

(4) 実際の運用(患者さん側における運用)

(a)病状急変時は、カードに記載されている診療所に連絡して指示を受けて下さい。

(b)カードに記載されている診療所に連絡がつかない場合は、県立総合病院に連絡して『葵カード』を所有していることを伝えて、指示を受けて下さい。

(c)救急車による搬送が必要な場合は119番に連絡して『葵カード』を持参していることを伝えて下さい。


イエローカードについて

(1) イエローカードとは

静岡市静岡医師会と公的病院、訪問看護ステーション等が連携して運営しているシステムで、在宅患者が病状急変時に万一主治医と連絡がとれない時、あらかじめ登録された病院での治療を希望する場合に発行しているものです。

(2) 発行方法(診療所側における発行方法)

(a)患者さんへシステムの説明をしてください。

(b)「イエローカード」と「在宅患者サマリーカルテ」を記入してください。

(c)「イエローカード」と「在宅患者サマリーカルテ」を医師会事務局へFaxした後、患者さんへ
渡してください。 ⇒医師会経由で希望病院へ登録されます

(3) 実際の運用(患者さん側における運用)

(a)病状急変時に万一主治医と連絡がとれない場合、連携病院へ電話してこれから受診する旨を
伝えてください。

(b)消防119番へ電話し、「イエローカード」登録患者であることを伝え、連携病院への搬送を
依頼してください。

自分で病院へ行くことができる場合は直接、受診してください。

(c)「イエローカード」と「在宅患者サマリーカルテ」を持参して、病院受付に提示してください。


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お問い合わせ
静岡県立総合病院 患者サポートセンター