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部門紹介

ハイブリッド手術


ハイブリッド手術とは

ハイブリッド手術室とは、手術室と高度画像診断装置を組み合わせた手術室です。
手術中に血管撮影装置、CT、MRIなどの画像をリアルタイムに確認することができ、より安全で正確な治療を行うことが可能になります。
従来は、手術と画像検査を別々の部屋で行う必要がありましたが、ハイブリッド手術室では同一空間で手術と画像診断を同時に行うことができます。
これにより患者さんの移動による負担を減らし、迅速で低侵襲な治療が可能になります。

主に以下のような治療で使用されています。

• 心臓血管治療
• 血管内治療
• 脳血管治療
• 低侵襲心臓治療(カテーテル治療)
• 脳神経外科手術

使用機器

血管撮影装置(アンギオ装置)PHILIPS社 Allura Clarity FD20
血管の中に造影剤を流し、血管の状態をリアルタイムにX線で観察できる装置です。カテーテルを用いた血管内治療や心臓治療などで使用されます。
主な用途
• 冠動脈治療
• 脳血管治療
• 末梢血管治療
• 構造的心疾患(SHD)治療

CT装置SIEMENS社 Definition ASOpen
X線を使用して体の断面画像を撮影する装置です。手術中にCT撮影を行うことで、治療部位の確認や治療結果の評価をその場で行うことができます。

MRI装置PHILIPS社 Ingenia 1.5T
強い磁場と電波を利用して体内の状態を詳しく画像化する装置です。特に脳や神経、軟部組織の評価に優れており、手術中の状態確認などに活用されます。

検査・治療実績

2022年度 2023年度 2024年度
術中単純CT 104 81 64
術中造影CT 10 19 18
術中単純MRI 5 2 1
術中造影MRI 4 11 11
SHD 117 136 151
ステントグラフト 115 97 107

当院の特徴

当院ではハイブリッド手術室を活用し、構造的心疾患(SHD:Structural Heart Disease)に対するカテーテル治療を幅広く実施しています。

主なSHD治療

  • TAVI(経カテーテル大動脈弁置換術)
  • MitraClip(僧帽弁逆流に対するカテーテル治療)
  • ASD / PFO閉鎖術(心房中隔欠損症・卵円孔開存)
  • 左心耳閉鎖術(LAA閉鎖)

これらの治療は、胸を大きく切開することなくカテーテルを用いて行う低侵襲治療であり、患者さんの身体への負担を軽減することができます。
また、ハイブリッド手術室では血管撮影装置、CT、MRIなどの高度医療機器を組み合わせることで、高精度な画像情報をもとに安全で確実な治療を行っています。
医師、看護師、診療放射線技師、臨床工学技士など多職種によるチーム医療により、質の高い医療を提供しています。