X線CTとは、コンピュータ断層撮影(Computed Tomography)のことを指します。
外観は、ドーナツ型の装置であり、管球と呼ばれるX線発生装置から人体に向けてX線を照射し、体内の断層像(輪切り)を撮影し画像化します。細かな病変を画像にすることができるだけでなく、短時間で広範囲の撮影ができます。また、造影剤というお薬を体内に投与することにより普段見分けのつかない病変や血管の内部、腫瘍などを明確に描出することが可能になります。
外観は、ドーナツ型の装置であり、管球と呼ばれるX線発生装置から人体に向けてX線を照射し、体内の断層像(輪切り)を撮影し画像化します。細かな病変を画像にすることができるだけでなく、短時間で広範囲の撮影ができます。また、造影剤というお薬を体内に投与することにより普段見分けのつかない病変や血管の内部、腫瘍などを明確に描出することが可能になります。
当院の画像センターCT検査部門は、3台のX線CTを有しており、日常診療に使用しています。
最新機種である80列のマルチスライスCT「Aquilion™ PRIME SP」を、平成30年3月に導入しました。
・左側:キャノンメディカルシステムズ社製 Aquilion ONE 1台(2014年1月更新)
・右側:キャノンメディカルシステムズ社製 Aquilion 64 1台
・右側:キャノンメディカルシステムズ社製 Aquilion 64 1台
当院では一度に16cmを撮影可能(従来比5倍)な320列ADCTを使用しています。16cmの幅を最短0.275秒で撮影が完了します。これにより、16cmの範囲に収まる頭部や心臓は寝台を動かさずに瞬時に撮影できます。さらに息止めの困難な患者様や小児の検査においても、柔軟性の高い検査を行うことができます。
CT検査全般について
次のような方はCT検査を受けられないことがあります。必ず受付職員か担当技師に申し出てください。医師の問診が必要となる場合があります。
・妊娠している方、または妊娠している可能性のある方。
・埋め込み型徐細動器(ICD)または、両心室ペーシング機能付き植え込み型徐細動器を留置されている方
次のような持ち物は、CT検査で診断に支障をきたすことがありますので、着脱できるようにして頂くようご協力をお願い致します。
・携行品、貴金属(ネックレス、ピアス、財布、お金、鍵など)
・眼鏡、入れ歯、補聴器
・金属の入った洋服(ブラジャー、ラメのついたものなど)
・ベルト、サスペンダー
・磁気の入ったもの(低周波治療器具、チョーカー)
・カイロ
撮影範囲に金属が含まれていなければ外して頂くことはありませんが、当日の担当技師が着脱をお願いする場合がございますのでご協力をお願い致します。また、ご不明な点があれば当日に担当技師にお声かけください。
CT検査は、原則として予約検査です。予約時間に行えるよう心がけておりますが、状態の悪い方や救急搬送された方などを優先して撮影する為に時間が前後してしまう事があります。そのため時間に余裕を持って病院にお越しいただくようよろしくお願い致します。
・妊娠している方、または妊娠している可能性のある方。
・埋め込み型徐細動器(ICD)または、両心室ペーシング機能付き植え込み型徐細動器を留置されている方
次のような持ち物は、CT検査で診断に支障をきたすことがありますので、着脱できるようにして頂くようご協力をお願い致します。
・携行品、貴金属(ネックレス、ピアス、財布、お金、鍵など)
・眼鏡、入れ歯、補聴器
・金属の入った洋服(ブラジャー、ラメのついたものなど)
・ベルト、サスペンダー
・磁気の入ったもの(低周波治療器具、チョーカー)
・カイロ
撮影範囲に金属が含まれていなければ外して頂くことはありませんが、当日の担当技師が着脱をお願いする場合がございますのでご協力をお願い致します。また、ご不明な点があれば当日に担当技師にお声かけください。
CT検査は、原則として予約検査です。予約時間に行えるよう心がけておりますが、状態の悪い方や救急搬送された方などを優先して撮影する為に時間が前後してしまう事があります。そのため時間に余裕を持って病院にお越しいただくようよろしくお願い致します。
着替えについて
受付職員により着衣の確認を行います。下着等に金属がある場合は、検査着に着替えていただくことがあります。着替えが必要になるものも上記に記載しましたのでよろしくお願い致します。
食事の制限について
おなか(腹部)の検査
膵臓・胆のうを検査の方は、検査前6時間前より絶食にしてください(お水・お茶は可)
その他の検査
特に飲食の制限はありません。
造影剤を使用される検査を受けられる方は、検査前の食事を軽食にしてください。
お薬について常用薬を飲んでいる患者さんは、主治医の指示に従ってください。
膵臓・胆のうを検査の方は、検査前6時間前より絶食にしてください(お水・お茶は可)
その他の検査
特に飲食の制限はありません。
造影剤を使用される検査を受けられる方は、検査前の食事を軽食にしてください。
お薬について常用薬を飲んでいる患者さんは、主治医の指示に従ってください。
・造影剤使用のCT検査予約時にお渡しするヨード造影剤および造影剤腎症に関する説明書をよくお読みいただき造影剤使用に対する同意書に署名をお願い致します。
・検査当日は、同意書をご持参下さい。
・下記に記載する禁忌事項やヨード造影剤説明書に記載されている内容にあてはまる場合は、主治医または各科にあらかじめ申し出てください。
(使用禁忌)
・ヨードまたは、ヨード造影剤に過敏症の方
・甲状腺機能亢進症と診断され、治療により数値がコントロールされていない方
(原則禁忌)
診断・治療上で必要とされる場合は、医師の指示のもと使用することがあります。
・気管支喘息のある方
・重篤な腎障害(無尿等)のある方
・マクログロブリン血症の方
・多発性骨髄腫の方
・テタニーのある方
・褐色細胞腫の方及びその疑いのある方
・脱水状態の方
(慎重投与)
・本人又は両親,兄弟に発疹,蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する方
・薬物過敏症の既往歴のある方
・糖尿病の方
・甲状腺疾患のある方
・腎機能が低下している患者
・高齢者、幼・小児
・検査当日は、同意書をご持参下さい。
・下記に記載する禁忌事項やヨード造影剤説明書に記載されている内容にあてはまる場合は、主治医または各科にあらかじめ申し出てください。
(使用禁忌)
・ヨードまたは、ヨード造影剤に過敏症の方
・甲状腺機能亢進症と診断され、治療により数値がコントロールされていない方
(原則禁忌)
診断・治療上で必要とされる場合は、医師の指示のもと使用することがあります。
・気管支喘息のある方
・重篤な腎障害(無尿等)のある方
・マクログロブリン血症の方
・多発性骨髄腫の方
・テタニーのある方
・褐色細胞腫の方及びその疑いのある方
・脱水状態の方
(慎重投与)
・本人又は両親,兄弟に発疹,蕁麻疹等のアレルギーを起こしやすい体質を有する方
・薬物過敏症の既往歴のある方
・糖尿病の方
・甲状腺疾患のある方
・腎機能が低下している患者
・高齢者、幼・小児
【1】当日は、初診受付もしくは、再来受付機にて受付後に予約票に従って画像診断センター(
CT/MRI受付)(G-1)お越しください。
【2】受付票を提示して頂き、本人確認を行わせて頂きます。その後、指定された場所でお待ちいただきます。
【3】検査前に更衣室で検査着に着替えをしていただきます。ロッカーがありますので、荷物や携行品をおいて頂き、鍵と受付票を持ってお待ちください。
※衣服に金属がない場合、私服のままで検査ができることもあります。
【4】検査室から担当技師がお呼びいたします。検査室へ入室し、ベッドに寝ていただき、検査開始します。
※撮影場所によって10秒程度の息止めがある場合があります。
詳しくは、検査中についてを参考してください。
【5】造影剤を使用する場合は、注射をして薬を入れる点滴をとります。
【6】検査終了後、着替えをして頂き案内票に従い、順番に進んでください。
※造影剤を使用した患者さんは、お薬を体外へ尿として出すために水分を多めに取って下さい。水分制限のある方は、主治医の指示に従ってください。
CT/MRI受付)(G-1)お越しください。
【2】受付票を提示して頂き、本人確認を行わせて頂きます。その後、指定された場所でお待ちいただきます。
【3】検査前に更衣室で検査着に着替えをしていただきます。ロッカーがありますので、荷物や携行品をおいて頂き、鍵と受付票を持ってお待ちください。
※衣服に金属がない場合、私服のままで検査ができることもあります。
【4】検査室から担当技師がお呼びいたします。検査室へ入室し、ベッドに寝ていただき、検査開始します。
※撮影場所によって10秒程度の息止めがある場合があります。
詳しくは、検査中についてを参考してください。
【5】造影剤を使用する場合は、注射をして薬を入れる点滴をとります。
【6】検査終了後、着替えをして頂き案内票に従い、順番に進んでください。
※造影剤を使用した患者さんは、お薬を体外へ尿として出すために水分を多めに取って下さい。水分制限のある方は、主治医の指示に従ってください。
☆検査内容によりますが、検査時間は3分~20分程度です。
☆検査中は体を動かさないで下さい。
(寝ているベッドに幅がありません。また、撮影箇所が異なってしてしまう可能性があります。)
☆検査中の状態を把握するために室内には、監視モニターがありますので一人ではありません。
☆検査中はスタッフといつでも会話ができます。(装置にマイクがありますので、検査中の不測の事態についても対応できます。)
☆検査中は体を動かさないで下さい。
(寝ているベッドに幅がありません。また、撮影箇所が異なってしてしまう可能性があります。)
☆検査中の状態を把握するために室内には、監視モニターがありますので一人ではありません。
☆検査中はスタッフといつでも会話ができます。(装置にマイクがありますので、検査中の不測の事態についても対応できます。)
Question 1) 糖尿病薬を飲んでいるのですが、どうすればいいですか?
Answer 1) 糖尿病薬の中でもビグアナイド系血糖降下剤が対象となります。造影剤投与前後48時間は、休薬しその後再開してください。詳しくは、各診療科の医師にお聞きください。また、日本医学放射線学会のホームページに薬剤名と種類が写真付きで記載されていますのでこちらを参考にして頂ければと思います。
公益社団法人日本医学放射線学会
薬剤名と種類(2017年1月現在)
Question 2) 造影剤を投与し、検査後にかゆみが出てきたのですが、どうすればよいでしょうか?
Answer 2) 造影剤が体に合わないのかもしれません。薬の副作用が考えられますので、病院に連絡(054-247-6111)して頂き、場合により救急外来を受診して下さい。次回外来の際に担当医にお知らせください。
Question 3) 造影CT検査で何回も同じ場所を撮影するのはどうしてですか?
Answer 3) 造影剤の流れを経時的に撮影する検査です。依頼内容に応じて撮影回数を変えて、診断できる最適な撮影を行っております。
Answer 1) 糖尿病薬の中でもビグアナイド系血糖降下剤が対象となります。造影剤投与前後48時間は、休薬しその後再開してください。詳しくは、各診療科の医師にお聞きください。また、日本医学放射線学会のホームページに薬剤名と種類が写真付きで記載されていますのでこちらを参考にして頂ければと思います。
公益社団法人日本医学放射線学会
薬剤名と種類(2017年1月現在)
Question 2) 造影剤を投与し、検査後にかゆみが出てきたのですが、どうすればよいでしょうか?
Answer 2) 造影剤が体に合わないのかもしれません。薬の副作用が考えられますので、病院に連絡(054-247-6111)して頂き、場合により救急外来を受診して下さい。次回外来の際に担当医にお知らせください。
Question 3) 造影CT検査で何回も同じ場所を撮影するのはどうしてですか?
Answer 3) 造影剤の流れを経時的に撮影する検査です。依頼内容に応じて撮影回数を変えて、診断できる最適な撮影を行っております。
院内各科はもとより高額医療機器を広く県民の皆様に利用していただくという観点より院外医院様からの検査依頼についても速やかな対応を心掛けています。
初回のCT撮影依頼については、下記に記載してある病診連携室へお問い合わせください。
初回のCT撮影依頼については、下記に記載してある病診連携室へお問い合わせください。
お問い合わせ
■初回の利用に関すること
静岡県立総合病院 病診連携室 電話番号:054-200-6270
■検査内容・依頼に関すること
静岡県立総合病院 画像診断センター 電話番号:054-247-6301
にお気軽にお問い合わせください。(受付時間8:30~17:00)
機器の共同利用について
静岡県立総合病院 病診連携室 電話番号:054-200-6270
■検査内容・依頼に関すること
静岡県立総合病院 画像診断センター 電話番号:054-247-6301
にお気軽にお問い合わせください。(受付時間8:30~17:00)
機器の共同利用について