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マンモグラフィ

最終更新日:2024年2月27日

HOLOGIC社製 Selenia Dimensions を使用しています.

この装置は従来のマンモグラフィ(2D)に加え、トモシンセシス撮影(3Dマンモグラフィ)が可能です。


トモシンセシス撮影(3Dマンモグラフィ)

撮影時は従来同様に乳房の圧迫固定が必要となります。X線アームが乳房の周りを旋回しながら様々な角度から撮影し、そのデータを3D画像に組み立てます。撮影時間は約10秒程度です。
従来のマンモグラフィ(2D)では乳房組織全体を平面に写し出すため様々な組織が重なって見えていました。そのため正常組織をがんと見間違えたり、小さな病変を検知できないことがあり、追加撮影が必要となることもありました。3Dマンモグラフィでは3D画像に再現された病変を1mm毎の厚さで確認できます。これにより組織の重なりを避けた状態での診断が可能となり、追加撮影を減らすことができます。

説明図

説明図

吸引式組織生検(マンモトーム生検)とは

がんの疑いのある組織に対して悪性かどうかをより正確に判断するため、径が約5mmの針を用いて組織を採取する精密検査です。当院ではマンモグラフィガイド下とエコーガイド下で組織生検を行っています。

マンモグラフィガイド下組織生検

主に石灰化病変に対し行います。
上記のマンモグラフィ装置に生検用アダプターを接続します。
乳房の病変部近傍を部分的に圧迫固定し、トモシンセシス撮影を行います。そこで得られた3D画像上で採取部位、針の刺入位置を同定します。そしてその場で刺入、組織を採取していきます。検査時間は30分程度です。

エコーガイド下組織生検

主に腫瘍病変に対し行います。
病変部位、針の刺入部位の同定にエコー装置を用いて検査していきます。

使用機器

吸引式組織生検装置DEVICOR MEDICAL社Mammotomerevolve
標本撮影装置faxitron X-ray社 MX-20型キャビネットX線撮影装置

マンモグラフィ

マンモグラフィ撮影装置

マンモグラフィ

吸引式組織生検装置