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部門紹介

PET

最終更新日:2024年2月27日

PET/CT検査とは

PETとは、
Positron Emission Tomography(陽電子放出断層撮影)の略です。
CTやMRIなどの体の形態をみる検査とは異なり、細胞の活動状況を画像でみることができ、がん、脳、心臓などの病気の診断に有効です。
18F-FDGというブドウ糖に近い成分の放射線医薬品を体内に投与し、体内のブドウ糖代謝の分布を画像にしていきます。

がん細胞は、正常な細胞に比べて活動が活発なため、3~8倍のブドウ糖を取り込むという特徴があります。PET検査は、その特徴を利用してたくさんブドウ糖を取り込んでいる細胞を探し、がんを発見します。
PET/CTとは、
PET(Positron Emission Tomography : 陽電子放出断層撮影)とCT(Computed Tomography)の特徴を融合させた検査です。
PET検査では、ブドウ糖代謝で細胞の機能から体の異常を見つけていきます。CT検査を同時に撮影することにより体の形態の異常も一緒に検査できるので診断の精度を上げることができます。
PET/CTはPET装置とCT装置を一体化したもので、二つの検査を同時に短時間で行うことができます。

A:MIP画像

A:MIP画像

B:CT画像

B:CT画像

C:PET画像

C:PET画像

D:PETとCTの融合画像

D:PETとCTの融合画像

検査の基本的な流れ

検査の基本的な流れ

※場合により2時間後撮影追加