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IVR(カテーテル治療)センター

最終更新日:2022年9月7日

IVRimage

  • IVRとは、インターベンショナル・ラディオロジーの略で、X線撮影装置のもとで行うカテーテル治療(切らない手術)のことを意味します。体への負担が軽く、回復が早い治療として毎年のように進歩が続いています。当院では、常に国内最先端の治療をとりいれています。
  • 心臓病については、体重1000g未満の超低出生体重児から成人までの幅広い体格、年齢層の患者さんの多種多様な疾患を対象としていることが当院の特徴です。従来の外科手術と異なり、胸を開いたり、心臓を止めたりせずに治療を行うことができます。不整脈のアブレーションも含めて、小児病院では全国1位、全国の大学病院・総合病院の中でも先天性心疾患の部門では2位の治療件数があります。静岡県内に限らず、全国各地から治療のご相談、ご紹介を受けています。遠方の方の場合には、当院での治療後に地元の病院と連携して診療を続けることも可能です。
  • 若年成人の先天性心疾患についてはこども病院内で、高齢者の先天性心疾患についても、静岡県立総合病院と連携して治療を行っています。
  • 心臓病の他にも、腹部・腎臓などの血管系疾患や、外傷出血に対する緊急治療を行っています。当院では、放射線科、小児外科、腎臓内科、麻酔科、集中治療科など関係各科と、多職種で協力して取り組んでいます。IVRセンターは手術室エリア内にあり、外科手術や膜型人工肺などの補助循環を行うと同時にカテーテル治療を行う「ハイブリッド治療」の成績も全国随一です。2022年1月から最新の撮影装置を導入し、さらに低被ばく、高精度な治療が行えるようになっています。
  • ご紹介、ご相談、セカンドオピニオンは随時承っております。遠慮なくご連絡ください。