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血液腫瘍科

最終更新日:2016年5月27日

血液腫瘍科

血液腫瘍科は1977年に開設されて以来、小児血液・腫瘍疾患の専門施設としてたくさんのこども達を診療してきました。

ほぼすべての小児がん、血友病をはじめとする血液疾患に対応し、骨髄移植、臍帯血移植といった造血細胞移植も行っており、日本血液学会認定血液研修施設、小児血液・がん学会研修施設、日本がん治療認定医機構による認定研修施設、骨髄バンクならびに臍帯血バンクを介した造血幹細胞移植指定施設、静岡県小児がん拠点病院に指定されています。
当院には、血液腫瘍疾患の診療を支える小児に対する専門性の高い医療が可能な診療科があり、看護師、心理士、保育士、チャイルドライフスペシャリスト、栄養士、理学療法士など、こども達やご家族を、発達、心理を含めた様々な面からサポートするスタッフもそろっています。私達は、こうした小児医療・ケアのスペシャリスト達と協力しながら、日々診療にあたっています。

小児の血液・腫瘍疾患の診療をよりよくするために、専門の施設が共同して臨床研究が行われています。当施設も、日本小児白血病リンパ腫研究グループ(JPLSG)、小児癌・白血病研究グループ(CCLSG)、日本神経芽腫研究グループ(JNBSG)、日本小児肝癌スタディグループ(JPLT)をはじめとする、多施設共同研究グループに所属し、積極的に研究に参加しています。

静岡県の拠点施設として、静岡がんセンター、浜松医科大学と、患者さんの紹介、合同カンファレンス、研究会での情報交換を通じ、密接に連携しています。

血液腫瘍科の外来は月曜日を除く毎日あり、外来での化学療法も行っています。小児がん経験者のための長期フォローアップ外来を開設し、循環器科、内分泌科、腎臓内科、歯科と協力し、晩期合併症のフォロー、病名告知、成人医療施設への橋渡しを行っています。

当院は血友病の専門施設であり、整形外科、歯科と協力し、血友病包括外来を開設し、またサマーキャンプ等を通じて自己注射の指導をする等、きめ細やかな診療を行い、血友病の研究会に積極的に参加し血友病診療の主導的な役割を担っています。

2009年には緩和ケアチームが発足し、麻酔科、こころの診療科、薬剤部、看護部、チャイルドライフスペシャリストも加わり、活動しています。毎週火曜日にはカンファレンスを開き、疼痛緩和のための麻薬などの使い方から入院しているこどもさんのきょうだいの心のケアなど、幅広く活発な意見が交わされ、勉強会も年に6回開催しています。

当科には県内外から多くの新規患者紹介があり、血液腫瘍性疾患の治療や病態解明に関連した学会発表や論文投稿も積極的に行っています。後期研修医の短期研修も受け入れ、教育面でも血液疾患や小児がんの充実した研修が受けられます。今後も小児血液腫瘍専門医を志す若手医師を育成していきます。

対象疾患

  • 白血病、悪性リンパ腫
  • 神経芽腫、ウィルムス腫瘍、肝芽腫、横紋筋肉腫、網膜芽細胞腫など固形腫瘍
  • 髄芽腫、神経膠腫など脳腫瘍
  • 血友病、血液凝固異常症
  • 再生不良性貧血、先天性骨髄不全、骨髄異形成症候群、若年性骨髄単球性白血病、好中球減少症、特発性血小板減少性紫斑病など

週間診療予定表

月曜日火曜日水曜日木曜日金曜日
午前-渡邉渡邉
徳山(第3週)
堀越渡邉
午後-堀越
緩和ケア外来
小児がん長期フォローアップ外来(第4週)小倉(第1・3・5週)
血友病包括外来(第2週)
血友病教育外来(第1・3週)
小倉